レスリングどんたく 2011

日時: 2011年5月3日(火) 14:00開場　15:00開始
会場: 福岡・福岡国際センター
観衆: 6,500人（超満員札止め）

第7試合 20分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

タマ・トンガ
橋誠

後藤洋央紀
杉浦貴

境界線

09分43秒　昇天・改→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　約1ヶ月半ぶりにメキシコ遠征から帰国した後藤は、新しい入場曲に乗り、メキシコでいつも身につけていた黒袴姿で登場。
　
　トンガ対橋の場面。激しいヘッドバット合戦のあと、トンガが前後の連続リープフロッグ。そして、空手チョップ、ドロップキックに繋いで橋を場外に落とし、プランチャをお見舞い。
　しかし、橋がトンガを場外に追いやり、杉浦がフロントハイキック。そして、橋がエプロンからのダイビングヘッドバットを食らわせる。それを見た後藤が救援に向かうが、鉄柵攻撃を受けて沈黙。橋が再びエプロンからのダイビングヘッドバットをトンガに炸裂させる。
　ここから杉浦組がトンガを逃さず、代わる代わるの攻撃で徹底的にいたぶる展開となる。杉浦は、トンガに攻撃すると見せかけ、控えの後藤にフロントハイキック。しかし、後藤もすぐにやり返す。そんな中、トンガがコーナー最上段に飛び乗ってのトルニージョで杉浦に反撃。
　ようやくタッチを受けた後藤は、串刺しフライングニールキック、追走式ラリアットで杉浦に追撃。だが、杉浦はジャーマンスープレックスホイップで逆襲。
　替わった橋は、モンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット連射、裏拳、ローリングラリアットで後藤に追撃。そして、杉浦の串刺しフロントハイキック、橋の串刺しラリアット、ダイビングヘッドバットが連続で炸裂。
　さらに橋は、フィッシャーマンバスターで追撃するものの、後藤は垂直落下式ブレーンバスターで逆襲。ここからのフォールをカットした杉浦を、トンガが分断する。
　すると橋が張り手を連射で繰り出すが、後藤は強烈な張り手1発で橋を黙らせる。そして最後は、昇天・改で完勝を収めた。

COMMENT

後藤「一回、リセットだ！　過去の後藤洋央紀はメキシコにおいてきた。俺は思うようにいくぞ？　もう迷わねーぞ。俺の目指すものは一つ。ベルト以外、何もない。今日、棚橋vs中邑……どっちが勝とうが俺が次、挑戦する。強引にでも挑戦者に名乗りを上げるぞ？　殻を破った？　俺もまだわからない。そこはこれからわかってくるんじゃないの？ただ、いまの俺は何も捕らわれない。自由だ！好きなようにやる！こっからゼロだよ？杉浦に3連敗？関係ねぇ。こっからが始まりだ。以上！」
※タマはノーコメント　

※杉浦、橋はノーコメント