NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月29日(金) 17:00開場　18:00開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 2350人（超満員）

第6試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　試合開始前に本間が奇襲攻撃。小島を場外へ落とし、鉄柵に何度も叩きつける。だが、小島が切り返して鉄柵攻撃をお返し。
　リングに戻り、チョップ合戦を制した小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップ。それでも本間は再びチョップ合戦に持ち込むが、打ち勝った小島がエルボー連打。そして、ローリングエルボーで本間を倒し、大胸筋をピクつかせてファンにアピール。
　その後も攻め込まれた本間だったが、ブレーンバスターを仕掛けた小島を逆に投げ捨てて反撃。串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、ミサイルキックと畳み掛ける。
　しかし小島は、ライディーンバスター、コジコジカッターで反撃。そしてラリアットを発射するものの、本間がブロックしてスクールボーイを繰り出す。ここでまたエルボー合戦となり、打ち勝った本間がエルボー連打からラリアットをヒットさせる。しかし、倒れなかった小島が2発目のラリアットを腕へのラリアットで迎撃。
　続いて小島は、右肘のサポーターを放り捨ててロープへ走る。しかし、本間が追走式バックエルボーを浴びせ、間髪入れずにラリアットからフォールにいくが、カウントは2。さらに本間はコーナー最上段にのぼり、コケシからフォールに行くものの、これもカウントは2。
　すると本間はロープへ走るが、小島がカウンターラリアット一閃。本間を完全にKOした。

COMMENT

小島「やっぱりシングルマッチはね、いろんな意味で違います。凄くいい試運転になりました。これであと残りは（5/1）熊本と（5/3福岡の真壁との）一騎打ちになりましたんで。なんか、凄く冷静沈着な自分がいますので、何も問題なく進むでしょう。あとは博多大会を楽しみにしてください」

本間「俺は、小島聡、あの男の凄さを知っている。だからこそ、今日は真っ向から勝負したし。プロレス界の長い歴史の中で、あの男だけなんだよ、IWGPと三冠（ヘビー級王座）を巻いたのは。あの男の凄さを良く知ってるから、俺は今日、丸裸にして勝ちにいった。丸裸にした結果わかった。あいつは仲間なんかいらない。俺らと切磋琢磨して闘ったほうがよっぽどいいよ。小島軍（仮）なんて終わっちまえよ、そんなもの。あんなものいらねぇだろう？次はそうはいかねぇから。俺の心はぜんぜん折れねぇから。今日は黒星ついたかもしんねぇ。でも、一つだけ負けてねぇものがある。折れない心だ」