NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月27日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 香川・善通寺市民体育館
観衆: 800人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

獣神サンダー・ライガー
マスカラ・ドラダ

プリンス・デヴィット
デイビー・リチャーズ

境界線

10分52秒　合体ニードロップ→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　田口とデヴィットが得意の連携で躍動。ロメロを場外に落とすと、リチャーズにはダブル低空ドロップキックをお見舞い。そして、田口のトペフェイントから2人そろってセクシーポーズを決める。
　ライガー対ドラダの場面。串刺し攻撃をかわしたドラダが、コーナーを駆け上がってフライングボディアタック。対するライガーは、風車式バックブリーカーで反撃。
　デヴィット対リチャーズの場面。デヴィットと田口が、リチャーズとロメロの回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックを同時発射。さらに、代わる代わるの踏み台攻撃でリチャーズに追い討ちをかけると、田口が前落としで叩きつけ、デヴィットがダイビングフットスタンプを投下する。
　さらにNO LIMITは合体攻撃を狙うが、ロメロがカット。すると、リチャーズがスモールパッケージホールドで押さえ込むが、デヴィットがキックアウト。しかしリチャーズは、突進して来たデヴィットの体を持ち上げ、ミドルキックをお見舞い。
　田口対ロメロの場面。田口がスリーアミーゴを敢行。3回目のブレーンバスターこそ失敗したものの、ロメロとリチャーズを同時に捕獲し、DDT、リバースDDTをそれぞれ見舞う。
　続いて田口はどどんを狙うが、ロメロが前方回転エビ固めに切り返す。そしてロメロがバックスピンキックで田口の動きを止め、ドラダが串刺しドロップキックで追撃。さらにリチャーズがロメロを抱えて走り、串刺しダブルニーをヒットさせる。
　この後、ドラダがノータッチトペコンヒーロでライガーとデヴィットを分断。そして最後は、リチャーズが田口をアルゼンチンバックブリーカーの体勢で捕らえ、ロメロがスワンダイブ式ニードロップを投下。急角度で落下した田口は、静かに3カウントを聞いた。
　
　試合後、ロメロとリチャーズがIWGP Jr.タッグベルト、ドラダがCMLL世界ミドル級ベルトを勝手に持ち出す。だが、デヴィットとライガーは深刻なダメージを負った田口の介抱に専念。リチャーズたちはそれをあざ笑うかのようにベルトを置き去りにし、退場して行った。

COMMENT

ロメロ「今日の勝ちは一例ではない。デイビー・リチャーズとロッキー・ロメロのTHE NRCは、今度の（5/3）福岡でもApollo 55に勝つ。さらに、この素晴らしいマスカラ・ドラダが、新しいCMLL（世界ミドル級）のチャンピオンだ！」
ドラダ「ありがとう。そうだ、俺が新しいチャンピオンだ！」
ロメロ「準備しろよ」
デイビー「2度負けて、悔しい思いはもうしない」
ロメロ「ハハハハハ！」

田口「寒気がする。あぁ寒気がする」
ライガー「大丈夫か？（と言ってアゴをつまむ）」
田口「アゴをつまむ」
ライガー「話す時はアゴをつまめ！」
田口「アゴをつまむ。アゴをつままない」
※デヴィットはノーコメント