NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月26日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・北島北公園総合体育館(サンフラワードーム)
観衆: 700人

第6試合 30分1本勝負

井上亘
田中将斗

永田裕志
飯塚高史

棚橋弘至
中邑真輔

境界線

17分38秒　ハイフライフロー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　5月3日福岡のIWGPヘビー級選手権試合を控えた王者・棚橋と、挑戦者・中邑の先発で試合開始のゴング。中邑の打撃に対し、棚橋がフライングボディアタックでお返しした。
　井上対矢野の場面。井上が逆水平チョップ、永田がミドルキックを交互に連続でお見舞い。さらに、ダブルショルダータックルでなぎ倒す。そして、井上がカウンターエルボーで矢野を場外に追いやると、天山が飯塚を場外に落とし、井上がプランチャで追撃した。
　天山対飯塚の場面。天山が、モンゴリアンチョップ連打、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングと畳み掛ける。しかし、飯塚が顔面かきむしりで逆襲し、場外ではイス攻撃。これで天山の動きが止まり、中邑組にいたぶられる展開となる。
　しかし天山は、フライングニールキックで田中に逆襲。タッチを受けた永田は、ミドルキック連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーと得意技を連発。しかし、田中はエルボー連打で反撃し、フロントハイキックにはラリアットでお返し。そして、ブレーンバスターで投げられてもすぐにやり返した。
　棚橋対中邑の場面。棚橋のダイビングサンセットフリップに対し、中邑は膝蹴り連射、リバースパワースラムで対抗。しかし棚橋は、ボマイェをかわし、スリングブレイドで反撃。だが、中邑は後ろ回し蹴りで報復。
　棚橋対飯塚の場面。飯塚たち3人がトレイン攻撃を敢行。飯塚がペディグリーからフォールに行くが、カウントは2。すると飯塚は、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備し、地獄突きを発射。しかし、かわした棚橋がスリングブレイドで逆襲。
　これで飯塚がダウンすると、天山がダイビングヘッドバットで追撃。最後は、棚橋がハイフライフローで飯塚にとどめを刺した。
　
　試合後、棚橋と中邑が激しく睨み合うが、レッドシューズ海野レフェリーが引き離す。
　中邑が退場したあと、1人でリングに残った棚橋は、「徳島に新日本プロレスが帰って来たぜー！」とマイクで絶叫。そして、「皆さん、今日の応援、最高でした。俺は何度も徳島に来たいです」と続けると、ノリノリでエアギターを披露。
　さらに棚橋は、自ら「1回でいい？」とファンに確認。すると、場内にアンコールが巻き起こり、棚橋はもう1度エアギターを披露。最後は「愛してまーす！」の叫びで締めくくった。

COMMENT

棚橋「今の俺の充実度は計り知れないね。今度、真輔と、11回目の対戦になるのかな？毎回あいつとやるときは、特別な緊張感はもちろんあるけど、いま俺にはそれを上回る自信と責任とがあるからね。なんか（5/3）福岡、逆にさ、力の差が出ちゃうかもね」
※永田、天山、井上はノーコメント

中邑「（棚橋に対して）目の前に敵がいるんだろ？闘わなくてどうする!? オイ、闘わなくて！やるんだ、やるんだ！怒ってるんだ、俺は」
田中「（永田に対して）なんだ、お前？脚、ちょっと気にしとったみたいやけど、こないだ俺にイカれた脚へのスライディングD、効いとるんちゃうのか？博多までまだまだあるけど、それまでお前、持たせてくれよ、身体をよ。ジワジワジワジワと、そこに行ったるから。明日もそう、明後日もそうじゃ、覚悟しとけ」
※矢野、飯塚はノーコメント