NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月26日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・北島北公園総合体育館(サンフラワードーム)
観衆: 700人

第5試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　5月3日福岡で一騎打ちを行なう真壁と小島の先発で試合がスタート。激しいチョップ合戦のあと、小島がショルダータックル。しかし、すぐにやり返した真壁が、乱入して来たTAKAとタイチを両腕ラリアットで蹴散らした。
　KUSHIDA対タイチの場面。KUSHIDAが、ドロップキック、顔面踏みつけ攻撃、側転からのドロップキックと畳み掛ける。
　本間対TAKAの場面。本間が、TAKAのショルダータックルを何度も受け止め、追走式バックエルボー。そして、ショルダータックル、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーに繋ぐ。しかしTAKAは、串刺し攻撃をかわして本間をコーナーへ激突させ、膝蹴りで逆襲。これで場外戦に引き込まれた本間が失速し、ローンバトルを強いられる展開となる。
　ラフを交えた小島組の集中攻撃でさんざん苦しめられた本間だったが、ブレーンバスターを仕掛けたタイチを逆に投げ飛ばし、ようやく真壁とのタッチに成功。
　真壁対小島の場面。小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップを投下する。しかし、真壁はパワースラムで巻き返し、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。すると小島がDDT、コジコジカッターで反撃するが、真壁は続いてのラリアットをトーキックで阻止。ショートレンジラリアットはかわされたものの、間髪入れずに左のラリアットをヒットさせた。
　KUSHIDA対小島の場面。真壁組がトレイン攻撃を敢行。本間の串刺しバックエルボー、KUSHIDAの串刺しダブルニー、真壁の串刺しラリアットが連続で炸裂する。
　続いて真壁と本間はサンドイッチラリアットを狙うが、リング下のタイチが真壁を妨害。本間のラリアットのみ小島に当たる。
　ここでKUSHIDAがランニングエルボー、ムーンサルトプレスに繋ぎ、フォールに行くものの小島が跳ね返す。
　それでもKUSHIDAはロープへ走るが、TAKAがエプロンから妨害。そして、TAKAがレッドシューズ海野レフェリーの注意を引きつけている隙を突き、タイチKUSHIDAの急所に一撃。
　最後は、小島がウエスタンラリアットを炸裂させ、KUSHIDAを葬った。
　
　試合後、収まりのつかない真壁が小島に襲い掛かり、乱闘が勃発。激しくゴングが打ち鳴らされた……。

COMMENT

タイチ「やった、やった、やった！」
TAKA「今日も完璧だな」
タイ「俺ら3人で一つでしょ？わかったでしょ？これで」
TAKA「ナイス連携！」
小島「あのさ、タイチ。お前、『俺1人でやる』って言っただろ？あれ（急所攻撃）、いらねっつったじゃねぇか」
タイチ「だって、いっつもシングルマッチ一緒にやってるじゃないッスか？それでいっつも勝ってるじゃないッスか？」
小島「真壁に関しては違うんだよ。な？お前だってわかるだろ、タイチ」
タイチ「何が違うんスか？他の連中と一緒じゃないスか？」
小島「あんまり長く言いたくねぇからさ。お前もわかるだろ？俺が真壁と1対1でケリつけたいって。まぁわかってくれよ。頼むよ（と言って立ち去る）」
TAKA「ボース！ 6人タッグなのに『1人で』って、意味わかんねぇな。『1人でやりたい』なんて、子供じゃねぇんだからよ。何回も言ってきたけどよ、3人で、3人で“小島軍（仮）”だからよ。イッツ・マイ・○ァッキン、ビジネス！」
タイチ「そういうことだ。3人で一つ」

KUSHIDA「（うつむいて苦しそうに）急所とラリアット、効いた〜（と言い残して去る）」
本間「なんかよ、小島軍（仮）、うまくいってねぇんじゃねぇの!? つうかさ、やるならもっとガッツリ来いよ、この野郎！タイチとTAKA、なんだよ、あれ!? リーダーとうまくコミュニケーション取れてねぇじゃん！あんな中途半端だったらやんねぇほうがいいんじゃねぇの？というか、小島！お前、（5/3）『どんたく』の前に（4/29）広島で俺が絶対にブッ潰すから！真壁が出るまでもねぇ。これ、何回も言ってるかもしんねぇけど、今回こそ本気で行くから」
※真壁はノーコメント