NEW JAPAN BRAVE 2011
- 日時
- 2011年4月26日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 徳島・北島北公園総合体育館(サンフラワードーム)
- 観衆
- 700人
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
そこからデヴィット対ロメロとなり、両者は素早いロープワークでお互いの攻撃を回避。そこへ田口が飛び込んでロメロの膝に低空ドロップキックを見舞い、デヴィットが顔面への低空ドロップキックで続いた。
なおもApollo 55の攻勢で試合が進んでいくが、田口が巻き返しに遭ってペースダウン。孤立して長時間のローンバトルを強いられてしまう。
だが、田口はリチャーズの攻撃をスライディングでかわし、延髄斬りで反撃。ようやく自軍コーナーへ帰還する。スイッチしたデヴィットは、ドロップキックでリチャーズを場外へ落とし、ロープへダッシュ。これは石井に妨害されたものの、リチャーズのランニングフロントハイキックをかわし、石井に誤爆させる。
デヴィット対ロメロの場面。デヴィットが串刺し攻撃をかわして自爆を誘発し、リチャーズもろとも田口との踏み台攻撃をお見舞い。さらに、カニばさみからの低空ドロップキックを同時に食らわせ、石井を蹴散らす。
続いてデヴィットと田口はロメロに合体攻撃を仕掛けるが、リチャーズが妨害。それでもデヴィットがブラディサンデーを狙うと、ロメロがバックスピンキックで脱出。
トンガ対リチャーズの場面。トンガが、前後の連続リープフロッグでリチャーズを翻弄し、空手チョップをお見舞い。そして、コーナー最上段に飛び乗ると、振り向きざまにトルニージョを炸裂させる。
続いてトンガは、甲高い雄たけびから串刺しボディアタックに行くが、かわされてコーナーに激突してしまう。すかさずリチャーズがハイキックを食らわせ、ロメロを担ぎ上げて串刺しダブルニーを敢行。そして、ラリアットからフォールに行くものの、トンガがキックアウト。
すると、リチャーズがアルゼンチンバックブリーカーの体勢でトンガを捕らえ、ロメロがスワンダイブ式ニードロップを投下。最後はリチャーズが側頭部へのキックでトンガをダウンさせ、3カウントを奪った。
試合後、リチャーズとロメロは、デヴィットと田口を襲撃。そして、IWGP Jr.タッグベルトを勝手に持ち出すと、まるで自分たちの物であるかのように誇示。しかし、デヴィットと田口がなんとか取り返した。
COMMENT
ロメロ「お前ら見ただろ?俺たちは世界で最高のタッグチームだ。Apollo 55、『立ち上がれ少年よ!』。アハハハハ! これがROHだ、これが正式なROHタッグチームチャンピオンだ。そしてすぐにIWGP Jr.タッグチームチャンピオンにもなる」
リチャーズ「2度負けて、悔しい思いはもうしない」
ロメロ「見てろよ、ベイビー。気分は最高だ!」
※石井はノーコメント
デヴィット「ただ一つ思うことは、デイビー・リチャーズとハードな闘いができている。彼はトラブルを引き起こすが、それはこっちにはとても貴重な体験。ロッキー・ロメロもタッグパートナーとして強者だ。彼らは、これまでの挑戦者たちよりも、正式な挑戦者としてふさわしい。チャンピオンとして迎え撃つ(5/3)福岡での試合では、“○ァッキン”パワーボム、ジャンピングニードロップ、“○ァッキン”ラリアットに、Apollo 55がダンスとブラディサンデーで対抗するよ」
田口「福岡はね、勝てると思ってますんで。その前に(4/29)広島でCMLL(世界ウェルター級)のシングルもあるんでね(※挑戦者はタイチ)。二つあるんでイマイチ集中しきれないですけど、まず広島で防衛して、そのあと福岡。二つとも防衛します」
デヴィット「(田口の肩を叩きつつ)ガンバッテ!(と言って握手)」
※トンガはノーコメント