NEW JAPAN BRAVE 2011
- 日時
- 2011年4月24日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・松下IMPホール
- 観衆
- 700人(超満員)
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
第4試合は、5月3日福岡で行なわれるIWGP Jr.タッグ選手権試合の前哨戦。CHAOSが奇襲を仕掛け、混乱の中で試合開始のゴングが鳴らされる。
そこから矢野と飯塚が井上を捕獲し、2人がかりで攻めようとする。しかし、逆襲した井上が2人まとめて串刺しスピアーで突き刺し、カウンターエルボーで矢野をなぎ倒した。
田口対ロメロの場面。田口がデヴィットとの連携でロメロを場外に落とし、乱入したリチャーズも場外へ追いやる。そして2人はトペフェイントから得意のセクシーポーズを披露するが、背後から矢野と飯塚が襲撃。たちまち場外戦となり、大ダメージを負った田口がCHAOSに捕まってしまう。
ロメロとリチャーズは連携攻撃で田口に追撃し、矢野は金具がむき出しとなったコーナーに田口を叩きつけ、木づち攻撃をお見舞い。さらに、飯塚がチョーク攻撃で田口を悶絶させる。
そんな大ピンチに見舞われた田口だったが、飯塚のラリアットをスライディングでかわし、ドロップキック、延髄斬りで反撃。ようやくタッチを受けた天山は、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターで飯塚に追い討ち。そして、アナコンダバイスでギブアップを迫るものの、カットされてしまう。すると、飯塚がマンハッタンドロップで反撃するが、天山もすぐにフライングニールキックでお返しした。
デヴィット対リチャーズの場面。田口とロメロもリングに入り、リチャーズとロメロが前方回転エビ固め。しかし、すり抜けたデヴィットと田口が、顔面への低空ドロップキックをヒットさせる。
さらにApollo 55は、リチャーズたちをコーナーに重ね、交互に踏み台攻撃を敢行。そして、田口が前落としでリチャーズを叩きつけ、デヴィットがダイビングフットスタンプを投下。
続いてApollo 55は合体攻撃を狙うが、リチャーズが阻止してデヴィットを首固めで丸め込む。続いてリチャーズはデヴィットの体を空中に投げ、ボディへハイキックをお見舞い。
ここでロメロもリングに入り、リチャーズの串刺しジャンピングエルボー、ロメロの串刺しラリアット、リチャーズに抱えられたロメロの串刺しダブルニーが連続で決まる。そして、リチャーズがラリアットからフォールに行くが、カウントは2。すると、リチャーズとロメロはサンドイッチ式ローキックで追い討ちをかけ、田口たちを分断。最後はリチャーズが強烈なパワーボムでデヴィットを仕留めた。
試合後、デヴィットは大ダメージでまったく動けない。一方、リチャーズとロメロがIWGP Jr.タッグベルトを勝手に持ち出し、自分たちの物であるかのように誇示する。それを見た田口が襲い掛かり、なんとかベルトを取り戻した。
COMMENT
リチャーズ「Apollo 55の時代は終わった。俺たちがアメリカを支配した。次は日本を支配する。世界を支配する」
ロメロ「俺たちが次のIWGP Jr.ヘビーのチャンピオンだ。気分はもう最高だぜ!」
田口「(デヴィットに)アー・ユー・オーケー?」
デヴィット「オーケー……(と言い残し、若手の肩を借りて医務室へ)」
田口「元気がいい挑戦者じゃねぇか。やってやるよ。本番、福岡、楽しみにしてるよ。最強の挑戦者だね。これまで強い相手にね、勝ってきたわけですから。あの程度のチームにね、負けるわけはない。本番までにはキッチリ仕上げて試合に望みますから。問題ない。“元気がいいのは今のうち”っていうのはないようにしてもらいたい」
※天山、井上はノーコメント