NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月23日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 富山・魚津市総合体育館
観衆: 1,200人（満員）

第4試合 30分1本勝負

プリンス・デヴィット
デイビー・リチャーズ

天山広吉
田中将斗

井上亘
飯塚高史

境界線

16分33秒　スライディングD→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第3試合終了後の休憩時間中、ライガーがチャリティー握手会を行ない、東日本大震災の被災地に向けた募金が行なわれた。
　
　第4試合の8人タッグマッチは、デヴィットとリチャーズの先発でスタート。その後、井上対矢野となり、ラリアットをかわして井上がショルダータックル。そして、顔面かきむしりを受けても怯むことなく、カウンターエルボーで報復した。
　天山対飯塚の場面。チョークなどのラフ殺法で攻める飯塚に対し、天山がヘッドバット、モンゴリアンチョップで反撃。さらに、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターと畳み掛ける。
　だが、続いて天山がロープに走ったとき、控えの矢野が背中を蹴って妨害。これをきっかけにCHAOSが天山を捕まえ、一方的にいたぶり続ける展開となる。
　デヴィット対リチャーズの場面。デヴィットがドロップキックでリチャーズを場外へ落とし、ノータッチトペコンヒーロ。対するリチャーズは、デヴィットの体をキャッチして空中に投げ、ハイキックを発射。しかし、デヴィットはすぐにオーバーヘッドキックでお返し。
　永田対田中の場面。永田が、ミドルキック連射、串刺しフロントハイキック。すると田中は、エルボー連打で反撃し、フロントハイキックを食らうと、すぐさまラリアットでお返し。だが、2発目のラリアットをキャッチした永田が、ナガタロックIIを繰り出し、エクスプロイダーに繋ぐ。
　井上対田中の場面。井上が串刺しジャンピングエルボーを見舞い、田中をコーナー最上段に乗せる。しかし田中が抵抗し、スイングDDTで逆襲。すると、矢野たちがリングインしてトレイン攻撃を狙うが、井上が回避して脱出。そして、自分を羽交い絞めにするリチャーズに、田中のランニングエルボーを誤爆させると、風車式バックブリーカーを田中にお見舞い。
　ここで今度は永田組がトレイン攻撃を敢行。天山の串刺しラリアット、永田の串刺しフロントハイキック、永田を踏み台にしたデヴィットの串刺しドロップキック、井上のスタガリンブローが連続で炸裂する。
　続いて井上は串刺しスピアーで田中を捕らえ、ロープへ走る。しかし、飯塚がエプロンからのスリーパーホールドで、井上をグロッキーにしてしまう。
　すかさず田中がラリアットをヒットさせ、最後はスライディングDで決着をつけた。

COMMENT

リチャーズ「オイ、デヴィット！俺とロッキーはお前らのIWGP Jr.タッグタイトルに挑戦しに来た。お前はラッキーだな、大阪で痛めつけられたように、2度も俺にやられるなんてな」
田中「博多（5/3福岡）での結果は同じや。それまで、ジワリジワリいじめてやるから、覚えとけよ」
※飯塚、矢野はノーコメント

デヴィット「今日は負けてしまったけど、（5/3）福岡ではデイビー・リチャーズとロッキー・ロメロとタッグで対戦する。その時はまた違った結果になるよ」
永田「チキショー！なんかペース掴めなかったな。田中と闘って、少しづつ左膝にダメージが溜まってきやがった。クソ！流れ変えなきゃ、博多まで。（5/3レスリング）どんたくまで。今、田中に負けてたまるか」
※天山、井上はノーコメント