NEW JAPAN BRAVE 2011

日時: 2011年4月19日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,800人

第3試合 20分1本勝負

獣神サンダー・ライガー
タマ・トンガ

中西学
マスカラ・ドラダ

境界線

09分43秒　アルゼンチンバックブリーカー

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　5/3福岡のCMLL世界ミドル級選手権試合で対戦することが決まっているライガーとドラダの先発で試合がスタート。両者は、目にも止まらぬ速さでアームホイップの応酬を繰り広げ、一歩も引かず。
　中西対トンガの場面。トンガが舌を出しつつ派手なアピールをするが、中西はまったく微動だにせず。軽々とトンガをロープ際まで追い込む。
　さらに中西は、トンガの攻撃を軽く受け止め、クロスチョップ。さらに、ラリアット、エルボー、逆水平チョップで追い討ちをかける。ここからトンガの動きがストップし、ライガーの変型アームロック、中西のフロントスープレックスなどで苦しめられる。
　そんな中、トンガはドロップキックでライガーに反撃。ようやくドラダとタッチする。ドラダは、スワンダイブからの前転でリングイン。すぐにライガーに捕まってしまうものの、セカンドロープからのバク宙でフェイントをかけ、ヘッドシザースホイップ。さらに、高速回転ヘッドシザースホイップでライガーを場外に落とす。
　そしてドラダは、トペスイシーダを炸裂させるが、ライガーもコーナー最上段からのプランチャですぐに逆襲。その後、2人はリング上で風車式バックブリーカーを打ち合い、パートナーとタッチ。
　中西対トンガの場面。中西がトンガのフライングボディアタックを受け止め、ボディスラムで叩きつける。するとトンガは、前後の連続リープフロッグから空手チョップをヒットさせ、串刺しボディアタック。さらに、ラリアットをかわしてコーナー最上段に飛び乗り、振り向きざまのトルニージョで追撃。
　だが、中西はジャーマンスープレックスホイップで逆襲。一方、ドラダがコーナー最上段からのムーンサルトアタックをライガーに見舞う。
　リング上では中西が、一本足ハンマー、野人ダンスラリアットでトンガに追い討ち。そして、アルゼンチンバックブリーカーでとどめを刺した。

COMMENT

ライガー「このCMLLのベルトは、メキシコや中南米…全世界に通用する、通行手形だ。なぜなら、スペイン語圏でCMLLはTV放送されてる。どこでもいけるんだ。それと、アメリカのベルトを持ってる。次の挑戦者は、アメリカでケニー・オメガ、そいつの挑戦を退けて、CMLLのベルトもキープして、二冠王として世界を渡り歩くよ。もう日本のジュニアはデヴィットと田口で充分じゃないか？日本のどの団体に行ってもなんの問題もない。そこにいまさら俺が出て行ってもしょうがない。全世界を渡り歩くよ、フーテンのライガーと呼んでくれ（笑）」
※中西はノーコメント
　
トンガ「また中西に負けてしまった。これが初めてではなく何回かやられているんだけれど、次回俺が勝つチャンスがあるとすれば、飛ぶことが必要だ。飛んで勝ちたいと思っている」
※ドラダはカメラに向かってアピール。

　