『WORLD TAG』出場選手たちによる6人タッグマッチ。前日（11月29日）の佐世保大会では、天山＆小島と中西＆ヘナーレがAブロック公式戦で闘い、天山組が勝利した。

　BULLET CLUBの奇襲で試合の幕が開き、トンガ＆ロアが天山＆小島に鉢合わせ攻撃を仕掛ける。だが、天山＆小島が切り返し、ロアに合体ブレーンバスターをお見舞い。さらに、トンガへモンゴリアンチョップとエルボーを交互に浴びせ、ヘッドドロップ＆エルボードロップの同時攻撃へ繋いだ。
　中西対トンガの場面。中西がのど輪ラリアットを命中させ、SOLDIERとロアに野人ハンマーを食らわせる。そして、野人ダンスからロープへ走るも、ロアが場外から妨害。たちまち全員総出の場外乱闘が巻き起こり、大ダメージを負った中西の動きがストップ。長時間のローンバトルを強いられる。
　その後、トンガ＆ロアが合体ブレーンバスターを仕掛けるも、中西が反対に2人を投げて挽回。ようやくタッチを受けた天山が、トンガにモンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、ブレーンバスターを見舞う。
　しかし、トンガが素早く天山の死角へ回り込み、ドロップキックで逆襲。そして、天山のアクションを真似てモンゴリアンチョップを見舞い、ヘッドバットを放つ。ところが、自分がダメージを被って悶絶し、直後に天山がカウンターニールキックで報復した。
　小島対SOLDIERの場面。SOLDIERがチョーク攻撃で先制するも、小島がコーナーで体勢を入れ替えて逆水平チョップ乱射。さらに、串刺しジャンピングバックエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶが、ロアがダイビングエルボーを妨害。
　続いてロアが串刺しスピアー、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、SOLDIERがダイビングヘッドバットで小島に追撃。しかし、小島がコジコジカッターでSOLDIERを黙らせ、ラリアットを放つ。
　それをSOLDIERがかわして背後へ回り込み、小島を突き飛ばして佐藤健太レフェリーと衝突させる。これで佐藤レフェリーがダウンすると、SOLDIERは背後から小島の急所を殴打。そして、ベルトで首を絞める。
　続いてSOLDIERはチョークスラムからフォールに行くが、カウントは2。するとSOLDIERはフルネルソンを狙うが、中西がブレーンチョップでカットし、トンガとロアをリング上から追い出す。
　すろと小島＆天山がSOLDIERにテンコジカッターを食らわせ、最後は小島がウエスタンラリアットで轟沈した。

中西「チャンピオンチームだあろうが、いつでもやってやるからよ」
天山「激勝ですよ。タマもタンガもギャーギャー言ってるけど、俺らの敵やないって。開幕でぶっ潰して勢い乗って、タッグリーグ公式戦４勝やってんねんぞ。ま、タマとタンガ、そしてBONE SOLDIERか知らんけど、あんなもん、鼻クソみたいなもんですよ。テンコジがタッグリーグで、このまま快進撃が続いてね。１敗はしたけども、このままあと２勝して、Ａブロック勝ち残って、Ｂブロックのやつと闘いたいと思います。もちろん優勝。仙台の地で、しっかりと優勝狙ってますんで。コジも調いいし」
小島「タッグリーグの公式戦だろうが、普通のタッグマッチだろうが、闘い方を変えたことは、ただの１度もないので。このプロレス人生において。普段の闘いが公式戦に生きてくるって思いながら、ずっと試合してるんで。今日みたいな大会も、とても大事。そのなかでいろんなアイデアがタッグリーグ戦じゃない試合でも浮かんでくるんで。今日みたいない試合をこれからも大事にしていきたいと思います」
－－終盤、中西選手がバタバタしたところがありましたが……。
小島「それも含めて第三世代の試合じゃないのかなっていう気がするんで、大丈夫です（苦笑）」

※トンガ&ロア&BONE SOLDIERはノーコメント