真壁組vsヨシタツ組の8人タッグマッチ。なお、真壁&本間とヨシタツ&ガンは『WORLD TAG』Bブロックにエントリーしており、前日(11月22日)の公式戦でヨシタツ組が勝利している。
タイガー対田口で試合が始まり、タイガーが田口の尻を攻撃。ローキックを受け止められると、ローリングソバット、低空ドロップキックを浴びせた。
ライガー対田口となり、ライガーがロメロスペシャルで田口に追い討ち。さらに、ジャンピングヒップアタックを受け止めてアトミックドロップを見舞うが、田口は改めてジャンピングヒップアタックを命中させた。
ライガー対ガンの場面。ライガーがガンを突き飛ばしてヨシタツにぶつけ、カニばさみを繰り出す。それでもガンが踏ん張ると、タイガーがドロップキックでアシストした。
本間対ガンの場面。本間が逆水平チョップを連打するも、ガンが大声をあげて耐え、串刺し攻撃に行く。しかし、本間が回避してボディスラムで投げ、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしと畳みかける。
するとガンは、フロントハイキックで挽回し、フェイマサーに行く。これは本間が回避したものの、ガンは即座にフロントハイキックを浴びせた。
本間対ヨシタツとなり、ヨシタツがミドルキック3連射、フライングニールキック。たまらずライガーが乱入し、本間にストンピングを見舞って鼓舞。すると本間は、ヨシタツが仕掛けたペディグリーから脱出し、ようやく自軍コーナーへ帰還。
タッチを受けた真壁は、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、カウンターラリアットでヨシタツに追撃。しかしヨシタツは、次に放たれた左右のラリアットをかわし、カウンターミドルキックで逆転。
真壁対フィンレーの場面。フィンレーが串刺しエルボースマッシュからダイビングエルボースマッシュ。さらに、フィンレーが真壁を突き飛ばし、田口がカウンターでジャンピングヒップアタックを見舞う。
ここから混戦となり、タイガーが田口にドロップキック、ライガーがヨシタツにエプロンからのトペコンヒーロ、タイガーが田口にトペスイシーダ、真壁がガンとフィンレーに両腕ラリアット、本間がガンにこけしロケット、真壁&本間がフィンレーにサンドイッチラリアット。
そして最後は、真壁がキングコングニードロップでフィンレーを撃沈した。
真壁「どうだ、オラ。まだ終わってねえんだ。オイ、俺たちのことを甘く見るんじゃねえぞ。この歳で、この強さだ。俺と本間はよ、(昨日の敗北から)立ち直ってんだ。次からよ、爆勝だよ、爆勝。やつらをねじ伏せてやる。それだけだ」
本間「真壁さん、ああ言ってるけど、俺、今日、何やってんのかなって思いましたよ。昨日、ビリーに負けただけじゃなくて、今日、何やってんの? 20年プロレスやってきて、ライガーさん、味方に蹴り入れられたなんて。いやあ、正直、ショックだったし、心に響いたですね。何やってんだろ、俺? こんなことやってたら、『WORLD TAG LEAGUE』優勝でいないかも……いや、そんなことはない! 俺と真壁が優勝しなくて、どうなるんだ、このタッグリーグは? 俺と真壁しかいない。俺と真壁のためのタッグリーグ。俺と真壁のための11月、12月。(12・10)仙台。ああ、でもヘコむなあ、今日。今、この時までだ。あとは絶対、負けないから。爆勝だ、爆勝」
※ライガー&タイガーはノーコメント
ヨシタツ「まあね、タッグ戦、リーグ戦2連勝。だけどリーグ戦以外の試合が、これで1勝2敗か。ビリー・ガン最強説がささやかれ始めてるなか、それでもやっぱり落とすんだもんね、試合。プロレスって難しいね。また明後日、リーグ戦(公式戦)だけど、気合入れて3連勝。そのまま全勝優勝。以上です」
--今日はヒップアタッカーとミスター・アス(尻)が組んでましたけど。
ヨシタツ「それね、結構あって、その話はしてるんだけど、うまく絡められればいいなていうのが正直なところ」
--コスチュームの色もHUNTER CLUBと揃えてますし……。
ヨシタツ「彼もそれを狙ってしてると思うんだけど。ま、田口のキンプロのTシャツ、あれも確実にHUNTER CLUBカラーを意識してるでしょ? 入りたいんだろうけど、照れ屋だから直接は言えないんだろうけどね。こういう試合を重ねればね、俺もちょっと考えますよ」
田口「(※試合後にコスチュームがずり下がって、尻が半分見えていたが)今日は全く気づかなかった。コスチューム下げられたこと。ほかの人に言われて、いつの間にっていう感じで。昨日はあの後、控室に帰って話したら、あれはアクシデントだって。試合の流れでああなったって。今日は完全にわざと。いつやられたかわからない。あれはもう痴漢ですよ、痴漢。痴漢は逮捕する。まあ、また控室に戻って厳重注意します」
※ガン&フィンレーはノーコメント