『WORLD TAG』Aブロックにエントリー中の選手たちによる8人タッグマッチ。トンガ＆ロアと裕二郎＆ペイジは12月1日（木）別府、天山＆小島と裕二郎＆ペイジは12月4日（日）神戸、天山＆小島とレイス＆ブレイカーは12月7日（水）水戸で対戦する。

　BULLET CLUBが奇襲を仕掛け、混乱の中で試合がスタート。そんな中、レイスがトレイン攻撃から逃れて裕二郎をニュートラルコーナーへ激突させ、ペイジにドロップキックをお見舞い。
　その直後、トンガ＆ロアがレイスに合体ブレーンバスターを仕掛ける。しかし、ブレイカーが妨害し、2人同時のブレーンバスターでトンガ＆ロアに報復。さらに、天山＆小島がペイジにダブルショルダータックル、高橋にモンゴリアンチョップ＆エルボーの連続攻撃、ヘッドドロップ＆ジャンピングエルボードロップの同時攻撃を食らわせる。
　続いて天山がペイジに襲い掛かり、串刺しラリアット、ブレーンバスターなどで追い討ち。ところが、ペイジが天山を突き飛ばし、エプロンで待ち構えていた裕二郎が首をトップロープへ打ちつける。
　これを合図に激しい場外乱闘が巻き起こり、天山が完全に孤立。長時間のローンバトルを強いられる。しかし天山は、裕二郎にマウンテンボム、ペイジにカウンターニールキックを浴びせて脱出に成功。
　ようやく出番となった小島は、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボーで裕二郎に追い討ち。そこから「いっちゃうぞバカヤロー!」と絶叫するも、トンガたちが急襲して追撃を断つ。
　ここでBCのトレイン攻撃となり、ロアが串刺しスピアー、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、ペイジが串刺しエルボー、裕二郎がフィッシャーマンバスター。しかし小島は、コジコジカッターで高橋に逆襲。
　レイス対トンガの場面。レイスがドロップキック、串刺しジャンピングニーアタック、エプロンからのジャンピングハイキック、ミサイルキックと畳みかける。
　すると、トンガ＆ロアが合体攻撃を仕掛けるが、レイスが脱出に成功。その直後、ブレイカーが両腕ラリアットでトンガとロアの後頭部を撃ち抜く。そして、レイス＆ブレイカーは合体リバースDDTでトンガに追撃。
　ここでレイスはスライスブレッドを狙うが、トンガが回避。即座にガンスタンを炸裂させ、レイスを葬った。

＜第３試合＞

天山「ま、今日はまたBULLETとやる中で、いつもと違うのは彼ら（ブレイカー&レイス）と組むっていうのが。彼らもブロックがいっしょやからね。今日の友は明日の敵って。次のこともあるからね。そういう意味でも、どういう試合をするのか、ひとつ参考にしとかなあかんっていうのもあってね、見てましたけど。まあ、自分たちテンコジでいったら、今はもう、怖いものは何もないって。（公式戦も）２連勝してるし、明日も（対戦相手は）棚橋とジュース。ガッチリ３連勝狙って、しっかりこのままの勢いでいきたいなっていうのもあるんで。それはもう、コジも絶好調やし、自分もコジに負けないぐらい、しっかりついていかないとあかん。明日勝てば優勝が見えてくるんと違うと思ってます。な、コジ？」
小島「実は、タッグを組んでるふりをして、俺はこのチームの研究をしてましたね。この２人とはまだ試合してないから、やっぱり、今日はタッグ組んでたけど、はっきり言って、自分の中では距離を置いてやってるんで。はっきり言って、この２人の動きを見るために試合やってたようなもんなんで。また公式戦、楽しみにしといてください」
ブレイカー「日本人のレジェンドとチームを組めたのは名誉なことだ。試合前にはいろいろと話もしたしね。次こそはBULLET CLUBに好きにはさせないさ」
レイス「日本のレジェンドと組んで恥ずかしい試合をしないようにという方に99%意識がいってしまっていて、いい結果を残せなかった。テンザンもコジマも日本だけでなく、世界を見渡してみても素晴らしいレジェンドで、そんな彼らと闘えたのはいい経験になった。いつか、俺のパートナーであるブレイカーと２人で、彼らを超える存在になりたい。そのために、もっともっと２人でトレーニングに励んでいくよ」
ブレイカー「今夜のこの１試合だけで、盗んだものはたくさんあった」

タマ「また楽しみが増えたぜ。新顔がやって来たからな。だけど、どんなヤツが来ようとも、相手にとって不足はない。俺たちの反対側に誰が立とうが、BULLET CLUBの方が強いんだ。チームワークも俺たちの方が上だ。それは俺たちに勝ったウォーマシンであってもな。俺たちに代わって、彼ら（裕二郎&ペイジ）がお前らをやっつけるさ」
ペイジ「そうさ、タマの言う通りだ。それを明日、思い知らせてやる。俺たちがどのような音楽を奏でるか。LOS INGOBERNABLES相手に見せてやる。ナイトーよ、ルーシュよ、楽しみに待っておくんだな。お前がするポーズと同じで、しっかりと目を見開いて、俺たちの闘いを見ることになるだろう。まあ、俺がその目を取り出して、おいしくいただくがな。ルーシュもだ。お前は絞首刑にしてやるから」
裕二郎「そうだな。手柄はお前に譲るよ」
※ロアはノーコメント