第4試合は、後藤洋央紀と本間朋晃のシングルマッチ。今年の『G1 CLIMAX』公式戦では対戦していない両者は、ひさびさの一騎打ちとなる。
試合は、ジックリとした腕の取り合いからスタート。まずはショルダータックル合戦。ここは本間が強引になぎ倒し、小こけしを狙うがこれは不発。しかしだが、後藤もすかさずラリアット一閃。さらに場外の本間へ珍しくプランチャ攻撃を見せた。
再びリングに上がった両者。後藤が本間の背中に強烈なサッカーボールキック! さらに本間の首をグイグイ締め上げて首4の字に移行。続いて、本間にブレーンバスターを狙ったが、ここは本間が回避して小こけし一閃!!
後藤はコーナーの本間にストンピング乱射!そして強烈なチョップを放つと、場内が激しく反応。この勢いに乗ってバックドロップも炸裂させ、押しまくる後藤。
しかし、本間も後藤のブレーンバスターを粘りまくった末に切り返して、その場飛びのこけしロケット! 続いての小こけしには場内大歓声!ここから逆水平チョップも放ったがこれにも大歓声。コーナーの後藤に、串刺しラリアットをお見舞いし、続いてシャリマティーと絶好調!
さらに、ボディスラムから、必殺のこけしをアピールすると、場内は騒然! しかし、アピールに時間がかかりすぎたか、こけしは案の定不発!
ここから、二人は激しいエルボー合戦。逆水平チョップを連射する本間に対し、後藤はエルボーで反撃! しかし、本間もロープの反動を利用してのこけしロケット! さらにストラングルホールドをグイグイ締め上げていく。
試合終盤、両者はラリアット相打ち2連発から、後藤が崩れ落ちる。これに勝利を確信したか本間が両手を上げたが、ここに後藤が強烈なヘッドバッド!
ピンチの本間はGTR狙いを一度はかわしたが、後藤は強引に牛殺しを爆発! そしてすかさずGTRに移行して、3カウントを奪取!!
完璧な勝利を挙げた後藤が、自信に満ちた表情で場内に堂々のアピール。本間は悔しい敗戦を喫した。