NEW JAPAN CUP 2011
- 日時
- 2011年3月20日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5,500人(超満員)
そして、記念撮影を終えた永田に対し、優勝インタビューが行なわれた。
——おめでとうございます!
永田「どうもありがとうございます!(※大拍手)」
——非常に厳しかった今年の「NJC」。いまの気持ちは?
永田「やっぱり、闘いは一つ一つ、想像以上に厳しかったですけど、勝ったときのよろこびというのはひとしおだなと。久しぶりにこういう感激を思い出しましたね(※大拍手)」
——初めて優勝したのは4年前ですが、そのときとは違いますか?
永田「そうですね。選手全体のレベルもかなり上がって来てますし。まあ、4年も経てば、僕自身が『衰えたな』というような声もチラホラと聞こえては来ましたが、今年は“アンチエイジング”の気もちで、この大会に臨みましたんで。まだまだやります!(※大歓声)」
——そして、優勝者にはIWGPヘビー級王座への挑戦権が与えられます。
永田「皆さん、この『NEW JAPAN CUP』を勝ち上がって、この永田裕志にはIWGPのベルトを巻く力がまだまだありますか?(大歓声に大きくうなずき)ありがとう!!」
——最後にメッセージをお願いします。
永田「今日は、たくさんのお客様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました(※四方の客席に礼をすると大拍手が起きる)。やっぱり震災が起きて、プロレスの試合も延期とか中止になった大会がけっこうありまして、そんな中、僕自身、闘うことに一瞬迷ったときもありました。でも、大会を開くとたくさんのお客さまが駆けつけて、たくさんの人が義援金に募金してくださって、そして会場でプロレスを見て、沈んだ気持ちにパワーをつけて、元気になって帰ってくれる。そう思えたシリーズでした(※大拍手)。月並みですが、僕らレスラーはこうやって皆さんの前で全力でファイトして、そして皆さんからパワーをもらって、このパワーをいま東北で苦しんでる皆さまに送ることしかできません。これがホントのプロレスの素晴らしいパワーだと思います。どうですか、皆さん!(※大歓声&永田コール)ありがとうございます! 今回のような素晴らしい大会、そしてこれからまだまだ様々な闘いでプロレスのパワーをさらに大きくして、日本中が元気になるまでどんどん闘って、皆さんでこのプロレスの力を大きくしましょう!! 今日はどうもありがとうございました!!(※大・永田コール) ありがとう!! プロレスのパワーは永遠に不滅です!! 行くぞー! 1、2、3、ゼア!!(ファンと共に敬礼)」
そして永田は、リングの周囲をまわり、ファンとよろこびを分かち合う。そして、何度も「1、2、3、ゼア!」を繰り返してファンと一緒に敬礼を決めつつ、退場して行った。