第72代IWGPタッグ王者組のトンガ&ロアが、初防衛戦で石井&YOSHI-HASHIと対決。2人は10月10日両国国技館でジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコから同王座を奪取。直後に石井がリングへ乱入し、挑戦をアピールした。
ロア対石井で試合が始まり、ロアがカウンターショルダータックルをお見舞い。すると、石井が逆水平チョップで挽回し、YOSHI-HASHIとダブルショルダータックル。さらに、石井がトンガを押さえ、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックを浴びせる。
だが、トンガが場外からYOSHI-HASHIのロープワークを妨害し、ロアがラリアットで逆襲。これでYOSHI-HASHIが孤立する展開となり、ロアがボディスラム、ジャンピングエルボードロップ。さらに、トンガが高速ロープワークでYOSHI-HASHIを翻弄し、ドロップキックを浴びせる。
YOSHI-HASHIの劣勢は続き、トンガがスタナー、ロアがギロチンドロップ、トンガがジャンピングボディプレス。そして、石井にはダブルドロップキックを見舞う。
その後もYOSHI-HASHIはロアのバックフリップを浴びるが、低空ドロップキック、変型DDTで逆転に成功。ようやくタッチを受けた石井が、ロアにショルダータックル、トンガにパワースラム、ロアにブレーンバスターを食らわせる。
続いて石井はロアのバックを取るが、ロアが前方へ投げ捨て、アバランシュホールドで挽回。しかし石井は、替わったトンガのヘッドバットとドロップキックを受け止め、ショルダータックルで吹き飛ばした。
スイッチしたYOSHI-HASHIは、ヘッドハンターでロアを蹴散らし、トンガに串刺しラリアット。そして、トンガをトップロープへ乗せ、低空ドロップキックを食らわせる。
これで「YOSHI-HASHI」コールが起きるも、トンガがネックバスターを回避。その直後、ロアが串刺しラリアット、トンガが変型ゴーストフェースでYOSHI-HASHIに逆襲。そこから合体技を仕掛けるも、石井がカットに飛び込む。そして、石井の延髄斬りからYOSHI-HASHIがトンガにネックバスター。
これで挑戦者組がトンガを捕まえ、石井がパワーボムホイップでニュートラルコーナーへ叩きつける。そして、石井が串刺しラリアット、YOSHI-HASHIがトラースキック、石井がラリアット、YOSHI-HASHIが低空ランニングダブルニーアタックで追い討ち。
続いてYOSHI-HASHIはスワントーンボムからフォールに行くが、カウントは2。するとYOSHI-HASHIがトンガにバタフライロックを極め、石井が胴締めスリーパーホールドでロアを分断する。ところが、ロアが強引に立ち上がり、トンガを救出。
するとYOSHI-HASHI&石井は合体ブレーンバスターでロアを叩きつける。しかし、ロアがすぐに立ち上がり、トレイン攻撃から脱出。そして、石井に串刺しスピアーを食らわせると、トンガが即座に串刺しジャンピングボディアタックで追撃。その後、YOSHI-HASHIがトンガに変型リバースDDT、ロアがYOSHI-HASHIにラリアット、石井がロアにラリアット。
「YOSHI-HASHI」コールの中、YOSHI-HASHIはロアのカウンターラリアットを回避するが、直後にトンガがスピアー。そして、ロアがダイビングヘッドバット、トンガがダイビングボディプレスで追い討ちをかける。
ここでトンガ&ロアは、今度こそリバースDDT&パワーボムの合体攻撃。それでもYOSHI-HASHIがフォールを返すと、ゲリラ・ウォーフェアの体勢に入る。しかし、YOSHI-HASHIが抵抗し、石井がロアをジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。
すると、トンガが石井をトンガンツイストで排除し、YOSHI-HASHIにガンスタンを仕掛ける。だが、YOSHI-HASHIが抵抗し、フェイント式バックキックで挽回。それでもトンガはランニングエルボーを浴びせるが、YOSHI-HASHIはすぐにカウンターラリアットでお返し。
ここでYOSHI-HASHIはカルマの体勢に入るが、トンガがガンスタンに切り返す。その直後、トンガ&ロアのゲリラ・ウォーフェアが炸裂し、YOSHI-HASHIが轟沈した。
戦国炎舞 -KIZNA- Presents POWER STRUGGLE
- 日時
- 2016年11月5日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5,050人(超満員札止め)
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第3試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合(第72代チャンピオンチーム)
(チャレンジャーチーム)
※タマ&タンガが初防衛に成功。レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
トンガ「なんだ?俺らの試合後、こんなにカメラを向けられるなんて、今までなかったのに。どういう風の吹き回しだ?お前らみんな、撃ち殺してやろうか(※機関銃を撃つポーズを見せる)。まあ、いい。お前ら、ファレがいなくてもBULLET CLUBはこんなに強いんだ。これがどういう意味かわかるか? 俺たちはますます力をつけ、強くなって、さらにスピードも豊かになっていく。そして俺たち家族がすべてを制圧する。今まで誰も見たことない景色を見せてやる。その中心に立っているのは俺だ。世界の中心に俺が立つんだ。そのためにすべてのものを根こそぎ奪い取ってやる。俺たちがトップに立つ。誰も俺たちを覆い尽くすことはできない。できるもんなら、やってみろ。俺たちは野球をやってるんじゃない。プレイボールとコールされてるんじゃないんだ。これはレスリングウォーだ。俺たちはそこに身を置いてるんだ。俺たちを力でねじ伏せてみろ。できるものならな。俺たちはどんなことになろうとも、ギブアップしない。俺たちは信じてる。G.O.Dは悪いヤツらだ。G.O.Dはすべてのものが見えてるんだ」
ロア「(※2本のベルトを見せながら)これが俺たちのことを証明してくれてるぜ、ハハハ」
※石井はノーコメント
※YOSHI-HASHIは川人に肩をかり、ノーコメントのまま控室に戻っていった