NEW JAPAN CUP 2011
- 日時
- 2011年3月13日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 静岡・アクトシティ浜松
- 観衆
- 2500人(超満員札止め)
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第7試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2011」1回戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤、バーナードが永田のフロントハイキックを受け止め、「カモン!」と叫びながら張り手で挑発。すると永田は、バーナードに張り手をお返しし、フロントハイキックで場外に叩き出す。そして、鉄柵攻撃からのフロントハイキックで追い討ち。
リングに戻ると、バーナードがアルゼンチンバックブリーカーからのスピニングパンケーキ、パイルドライバーで逆襲。そのまま永田の反撃を許さずに攻め続け、試合の流れを完全に支配する。
苦しい時間の続いた永田は、ジャンピングボディプレスをかわして自爆を誘い、シャイニングウィザードで逆襲。そこからローキック連射、ショルダーアームブリーカーに繋ぎ、腕固めを繰り出すと、場内から「白目」コールが起こる。
これに対しバーナードは、全体重を浴びせたアームブリーカーで反撃。そして、串刺しボディアタックからコーナープレスに行くが、永田が両脚を立ててガード。すると永田は、バーナードの後頭部へタイナーを見舞い、逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
これを返したバーナードは、ネックハンギングボムで反撃。そして、額へのパンチ、顔面へのフロントキック、コーナープレス2連発で追い討ちをかける。
ピンチに陥った永田は、バーナードライバーを脱出し、ナガタロックIIで反撃。バーナードが逃げようとすると、ポジションを変えてなおも絞り上げる。だが、無理やり立ち上がったバーナードが、永田を背中からマットに叩きつけて脱出。
それでも永田は、続いてのパワーボムを阻止し、エクスプロイダー2連発で反撃。そして、タイナーで追い討ちをかけると、間髪入れずにバックドロップホールドを炸裂させ、3カウントを奪った。
強敵・バーナードを下した永田は、3月19日名古屋の「NJC」2回戦で田中と対決することとなった。
COMMENT
——3月19日愛知の2回戦は、田中選手との再戦(3月6日ZERO1両国国技館)となりますが?
永田「望むところ。俺にとっても負けられないし、田中にとってはこのあいだの勝利の本当の真価が問われるんじゃないですか?俺はこのあいだ両国で『まだ抜かれてない』って言ったからね。でも、俺が名古屋で負ければ、吐いた唾を飲み込むことになるし、そうはさせられないっていう、俺の中に、焦りに似た気持ちがありますからね。田中は何度やっても、素晴らしい相手だし。いま、内藤戦も見てたけど、内藤は完全にKOだからね、うちのホープは。ああいうのを見てると、田中のすごさ感じますしね。だからこそ、返り討ちというか俺がとめなきゃなって。そんなところですか。ありがとうございました」
バーナード「何も言うことはない。今日の永田はワルだった。伝えたいことは、仙台地区その周りの全ての地域のいち早い復興を望むということ。ジャイアント・バーナードはあなた方を愛しています。私の心は、皆さんの安全と、家族の方々が戻ってくることを祈っています」