The New Beginning
- 日時
- 2011年2月20日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 宮城・仙台サンプラザホール
- 観衆
- 3,200人(超満員札止め)
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第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (第57代王者組)
- (挑戦者組)
※バーナード&アンダーソンが6度目の防衛に成功。レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
アンダーソンとストロングマンの先発で試合開始。ストロングマンがパワー全開でアンダーソンを吹き飛ばす。するとアンダーソンは、「俺たちがIWGPタッグチャンピオンだ!」と叫んで張り手を発射。しかし、微動だにしないストロングマンが、デッドリードライブでアンダーソンを投げ捨てた。
中西対バーナードの場面。大きな「中西」コールにバーナードが不快な顔を見せる。そしてバーナードは、ハンマーロックで中西の腕を極め、手四つの状態でさらに押し込む。
続いてバーナードとアンダーソンが、膝への低空ドロップキックを中西に見舞う。そして、場外ではバーナードがイス攻撃で追い討ち。
そこからバッドインテンションズは、中西を逃すことなく攻め立て、試合の主導権を握り続ける。中西は、膝への集中攻撃を浴び、なかなか反撃することができない。
さらに、さらにバーナードが中西を羽交い絞めにするが、アンダーソンの攻撃は中西がトーキックで阻止。そして中西は、クロスチョップでバーナードをダウンさせ、ようやくストロングマンとスイッチ。
そこから、ストロングマンとバーナードがエルボー、ショルダータックル、ラリアットをお互いに打ち合い、一歩も譲らない。しかし、ストロングマンがついにラリアットでバーナードを場外に落とす。
そしてストロングマンは、アンダーソンのフライングボディアタックを受け止め、バックフリップで投げる。すると中西もリングに入り、ストロングマンと共にアンダーソンをリフトアップし、そのままマットに叩きつける。さらに、2人同時のエルボードロップを投下すると、中西がジャンピングニーアタックで追撃。
苦しくなったアンダーソンは、ゼロ戦キックで反撃。そして、アンダーソンとバーナードがセントーンとジャンピングボディプレスを中西に連続投下。だが、中西はバーナードのパンチを受け止め、野人ハンマーで逆襲。そして、逆水平チョップ乱射、串刺しラリアット、水車落としに繋げる。
バーナード対中西の場面。ストロングマンと中西が、ダブル野人ダンスから鉄腕ヘブン&ヘル(ラリアット&マッケンロー)を敢行。だが、アンダーソンがストロングマンを場外に落とし、プランチャで分断。ここで15分が経過。
リングに残った中西は、バーナードのパワーボムを踏ん張って阻止し、アルゼンチンバックブリーカー。そして、ジャーマンスープレックスに行くが、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックでカット。
そして、バッドインテンションズはダブルフロントハイキックで中西を蹴散らし、マジックキラーの体勢に入る。しかし、ストロングマンが飛び込んでカット。そして、中西がジャーマンスープレックスホールドでバーナードを投げるが、カウントは2。
すると中西とストロングマンは、串刺しラリアットを順番に放ってバーナードに追撃。そして、ストロングマンがパワースラム、中西がミサイルキック、ストロングマンがコーナープレスで追い討ちをかける。
そして、中西がバーナード、ストロングマンがアンダーソンにアルゼンチンバックブリーカーを極めるものの、バーナードが脱出してアンダーソンを救出。
するとバッドインテンションズは、ストロングマンにトレイン攻撃を敢行。これはストロングマンがうまく逃げ出すものの、直後にマジックキラーを食らってしまう。ここからのフォールは返したストロングマンだったが、アンダーソンがガンスタンで中西を分断。最後は、バーナードがバーナードライバーを炸裂させ、決着となった。
見事、6度目の防衛に成功したバーナードは、「ドウモアリガトウ!」とマイクアピール。そして、「東京スポーツ、ストロングマン、ナカニシ、ファ○クユー!」と暴言を吐く。
さらにバーナードとアンダーソンは、「自分たちこそがナンバーワンタッグチームである!」と高らかに宣言し、マシンガンパフォーマンスを敢行。
ところが、その直後にアンダーソンが、テレビ解説席にいた東京スポーツの柴田惣一氏を襲撃。さらにバーナードが「ダレ?イチバン?」と凄むと、柴田氏は「今日はバッドインテンションズが1番」と答える。だが、バーナードは納得せず、「エブリデーだ!」と大声で吐き捨てて退場した。
COMMENT
バーナード「なんで俺たちが、この世界で“イチバン”じゃないんだ? なぜなんだ!」
※今回も嫌がる東京スポーツ岡本記者を捕まえて、アンダーソンが羽交い絞め。
バーナード「なぜ俺たちが、この世界で“イチバン”じゃない? ダレがイチバンなんだよ?」
記者「ああ〜!」
バーナード「言えよ? オイ! 試合、見なかったのか?」
記者「試合? ああ、見た見た! 見ました!」
バーナード「ああん?」
※ここで、アンダーソンが岡本記者を突き放して。
バーナード「いいか? これはジョークじゃねぇ! 俺はマジメに言ってんだ! 俺とマシンガンは最高のチームということを証明した。この業界に関わるマスコミから、リスペクトされて当然の存在なんだ! その上で、東京スポーツとやらが“ベスト”と認めるチームをぶっ潰した。まだ認めないってのか?」
アンダーソン「俺たちがナンバーワン! そう認めないヤツらはぶっとばしてやる!」
バーナード「考えてみろ?(アンダーソンを指差しながら)俺たちには、インテリジェンス、スピード、ハート、アイデアもある! それにガンスタン! マジックキラー! バーナードドライバーだってある! 誰が俺たちを倒せるって言うんだ? 挑戦したいヤツらがいるなら、ニュージャパンにコンタクトしな? グッドラックだ!」
中西「ジョン! 今日のアイツらはたしかに強かった。でもまたチャンスは必ず来る!! 絶対リベンジするぞ!!あいつらが強いのは分かったわ。強いからこそ追いかけていく価値があるんじゃ!! これで終わったと思うなよ!! 必ず行くからな!! カモンジョン!!」
※ストロングマンは隣でひたすら悔しがっていた。