The New Beginning

日時: 2011年2月15日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,500人

第8試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ

天山広吉
中邑真輔

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　第6、第7試合と同じく、2月20日仙台で行なわれるイリミネーションマッチの前哨戦。第7試合終了直後の乱闘から、そのまま試合が開始された。
　中邑が、天山をコーナー最上段に乗せ、ランニングニーリフトをお見舞い。これで天山が場外に落ちると、膝蹴り連射、エプロンからのダイビングニードロップで追撃する。
　リングに戻っても中邑の攻勢は続き、得意の打撃で天山を追い詰める。しかし天山は、中邑の蹴り脚をキャッチすると、顔面へのヘッドバットで反撃。そこからモンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターと畳み掛ける。
　対する中邑は、バックドロップを押し潰し、スリーパーホールドに行く。だが、後頭部のヘッドバットで反撃した天山が、中邑の首筋へモンゴリアンチョップを1発お見舞い。さらに、フライングニールキックからダイビングヘッドバットを投下する。
　だが、かわした中邑が、グラウンドの膝蹴り連射でやり返し、フロントネックロックを極める。しかし、天山は中邑を投げ捨て、ヘッドバット、アナコンダスラム、アナコンダバイスに繋げる。中邑はこれをすり抜けて腕ひしぎ逆十字固めを狙うが、上体を起こした天山が顔面を踏みつけて脱出。
　続いて天山は、TTDを狙うが、中邑が膝蹴り、後ろ回し蹴りで逆襲。そして、ボマイェを炸裂させて天山を沈めた。
　
　試合後、矢野、飯塚、高橋が乱入し、天山に暴行。すると、ファレ、井上、永田もリングに飛び込み、応戦する。だが、CHAOSがラフ殺法で永田たちを返り討ちにして、リング上を占拠してしまった。
　そんな混乱の中、矢野が野上アナを捕獲。慌てて永田とファレが救出に向かったものの、またもや野上アナは飯塚にワイシャツを引き裂かれてしまった。
　その後、永田が野上アナに張り手を見舞い、肩を組んで退場した。

COMMENT

天山「ホンマ、なんやて。ホンマ、あんな中邑ごときで。今日はたまたまや。一発、いくらでも返してやるよ。たまたま俺が不意を突かれただけ。何もコワない。あいつら集団でやることしかできない。だけど中邑は一人で来おった。あいつにはいろんな返りがあるからね。ホンマに復帰してから、復活してから、いくつもりやったけど、一回二回で諦めへんから。首締められたけど、こんなん明日になればピンピンしとるからね。最後の仙台、仙台で俺と青義軍でやるしかないやろ。全面戦争、決着をつけて飯塚も中邑もみんな木っ端微塵にしてやるって」
（ここで永田と飯塚に強襲された野上アナが登場）
永田「天山！天山！やってやろうぜ仙台！野上！お前も闘うぞ！青い正義で！」
天山「（野上アナに）おう、よう見とけよ、仙台でオラ！青義軍と天山広吉！おいお前が憎たらしいのは誰や！」
野上アナ「飯塚をはじめとするケイオスです！」
天山「そうやお前、いてこまさなアカン！」
野上アナ「仙台のその試合、実況します！」
天山「そうや、目んタマかっぽじって俺らがあいつらを潰す試合、よーく見とけよ、絶対やど！約束っ！」
野上アナ「はい！よろしくお願いします！（と天山と固い握手）」
永田「（野上アナに）一緒に闘うぞ！一緒に汗を流したもんな？」
天山「行くぞオラ！」
　
矢野「オイ！　こっちはよ、5人でもいいんだぞ？」
中邑「リハビリか？　天山？　おまえにかける言葉は......ねぇ！　おまえもチーム・青いチンドン屋だろ？」
　　