ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年2月6日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 岐阜・岐阜産業会館
観衆: 1,500人（超満員）

第3試合 20分1本勝負

タマ・トンガ
内藤哲也

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　石井がタイガーの入場を襲撃したのを合図に、後藤も内藤と場外戦を開始。混乱の中で試合がスタートされる。
　そのままラフ攻撃でタイガーをいたぶった石井だったが、反撃を受けると脱兎のごとく退散。タイガーの追走を振り切り、さらに苛立たせる。一方の後藤は、内藤に受けたダメージが深く、戦線から離脱してしまう。
　トンガ対高橋の場面。トンガが、アームドラッグ、ドロップキック、前後の連続リープフロッグからの空手チョップと畳み掛ける。
　タイガー対高橋の場面。タイガーが、高橋にローリングソバットを食らわせ、ロープに走る。しかし、リング下の石井に脚を引っ張られて転倒。これで、またもや場外戦が勃発。大ダメージを負ったタイガーのマスクを、石井が剥ごうとする。
　そのまま攻め込まれたタイガーだったが、内藤のジャンピングエルボーアタックをドロップキックで迎撃して脱出に成功。
　替わった後藤は、追走式ラリアット、串刺しニールキック、ダイビングエルボードロップ、高角度ジャーマンスープレックスホールドで内藤に追い討ちをかける。これに対して内藤は、昇天を回避して着地し、ネックブリーカーで反撃した。
　トンガ対高橋の場面。トンガと後藤が、合体フェースクラッシャーを敢行。続いてトンガが、串刺しボディアタック、コーナーへ飛び乗ってのトルニージョで高橋に追撃する。
　後藤と内藤が場外で乱闘を繰り広げる中、トンガは高橋と石井の合体攻撃をジャンプでかわし、開脚式ドロップキックで同時になぎ倒す。そして、飛び込んだタイガーがドロップキックで石井を場外に落とし、トペスイシーダで追撃。するとトンガは、ジャックハマーで高橋を叩きつけ、3カウントを狙う。
　ところが、これを高橋が返した直後、内藤が乱入。そして、高橋と共に合体殺法リミット・レス・エボリューションを敢行する。すかさず、高橋が東京ピンプスを炸裂させ、トンガを轟沈した。
　
　試合後はまたもや乱闘となり、石井がタイガーのマスクを完全に剥ぎ取ってしまう。
　そして後藤は、退場する内藤を背後から襲撃するが、若手たちが必死で分けた。すると内藤は、敢えてもう1度後藤に近づき、ファンからもらったプレゼントを見せびらかせて退場した。

COMMENT

石井「もう飽きただろう、お前？なぁ？俺も飽き飽きしたよ。オイ、（マスクを剥いだのは）何枚目だと思ってんだ？ちゃんと“正”の字付けておけよ」
内藤「エンジンかかって来たな、後藤。でもさぁ、どんだけ俺がケツ叩けばいいんだよ。後藤、何十回、何百回ケツ叩けば気が済むんだ。新日本のトップ戦線に入ってんだろ？入ってんだったら、こういうの自主的に動けよ。後輩にケツ叩かれて動いてるようじゃ、お前、もうこのリングに必要ねぇよ。地元だから頑張ったの？後藤クン？今日以上のテンションで来てもらわないと困るんだよ。（2/20）仙台サンプラザでセミファイナルでシングルマッチ。後藤、お前にとってレスラー人生最大の、最後の、こんな華々しい舞台だよ。仙台、思い残すことなく燃え尽きろ。そして、いなくなれ」
※高橋はノーコメント

タイガー「とにかく仙台、絶対あいつ（石井）のマスクを剥ぐ。それしかない」
後藤「クソッタレが。クソッタレが！どこかに行けだ？他団体に行けだ？どこでも行ってやるよ、どこでも行ってやるけどよ、あいつ（内藤）の口を塞いでからだよ。話はそのあとだ。ブチ殺してやる！」
※トンガはノーコメント