NEW JAPAN ISM 2011
- 日時
- 2011年1月30日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,005人(超満員札止め)
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第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (第28代王者組)
- (挑戦者組)
※王者が初防衛に成功レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
田口対NOSAWAの場面。田口がセクシーに腰を振ると、すかさずNOSAWAが襲い掛かって田口を倒し、自らが腰を振る。しかし、その直後にデヴィットがリングに入り、田口との連携でNOSAWAをなぎ倒す。そして、田口が改めてNOSAWAに向けて腰をグラインドさせた。
しかし、その後は田口がタイチ組に捕まり、完全に孤立してしまう。場内からは「田口」コールも起きるが、なかなか劣勢を覆すことができない。
しかし田口は、三角飛びミサイルキックでNOSAWAに反撃。そして、セカンドロープからのバックエルボー、延髄斬りで追い討ちをかけ、ようやく自軍コーナーに帰還する。
即座に飛び込んだデヴィットは、NOSAWAを踏み台にしてタイチにドロップキックをお見舞い。さらにデヴィットは、追走式ドロップキックでNOSAWAに追撃し、ロープへ走る。するとタイチがリング下から脚を引っ張って場外に引き込むが、デヴィットはオーバーヘッドキックで反撃。そして、デヴィットがNOSAWAを肩車すると、田口が三角飛びプランチャを見舞う。
リングに戻り、田口がデヴィットとのダブル低空ドロップキックをNOSAWAに決め、前落としで追い討ち。さらに、「デンジャラース!」と叫んだデヴィットが、ダブルフットスタンプを投下する。
続いてデヴィットが、ドリームキャストからブラディサンデーに行くが、NOSAWAがDDTに切り返す。そして、タイチは田口に風車式バックブリーカー、ジャンピングパワーボムをお見舞い。
だが、田口はタイチの蹴り脚をキャッチし、カウンタートラースキックからスリーアミーゴ。そこから田口がコーナー最上段に上ると、タイチもコーナーへ上る。これに、デヴィットも続くと、NOSAWAが下から潜り込んでパワーボム。そのまま3人がもつれてリングに叩きつけられる。
そしてタイチとNOSAWAは、フラップジャックを田口に見舞い、ダブルトラースキック。そしてタイチがブラックメフィストからフォールに行くものの、デヴィットがカット。
「田口」コールを受けた田口は、タイチのトラースキックをかわし、逆さ押さえ込み。そして、すぐさま外道クラッチIIで3カウントを奪った。
試合後、NOSAWAの呼びかけでTAKAみちのくが登場。ブーイングを浴びつつも、ファンに向けて欠場のお詫びをした。そして、あくまでも紳士的に振舞うTAKAは、2月20日仙台のIWGP Jr.ヘビー級タイトルマッチには出場すると約束。デヴィットに握手の手を差し出す。
ところが、デヴィットがこれに応じた途端、TAKAはサミングで不意打ち。そして、スーパーKを浴びせてデヴィットをダウンさせると、Apollo 55を挑発して退場した。
COMMENT
田口「ま、今日はデヴィちゃんのコンディションがこういう感じなんで。僕は繋いで、繋いで、デヴィちゃんが的確に攻めてくれるんで。手数は少なかったけど、効果的に攻め込むことができて、最後はタイチのブラックメフィストをしのげる自信はなかったですけど、デヴィちゃんがセーブに入ってくれて、それが切り返しに繋がったんで。効率的な攻め、守りができた。これがApollo55のスタイルですかね? 思った以上にタイチ、NOSAWA論外強かったです。今日の試合? ゴールデン☆ラヴァーズの試合は、向こうもこっちも引き出されますし、Apollovsゴールデン☆ラヴァーズの試合をいつも求められるのは、酷なんですけど。ただ、相手のよさをひきだして、いい試合をして勝つ、それがApollo55の試合なんで。ハードルは高くなっているのは感じるんですけど、期待に応えれば、スキルも上がりますし、期待に押しつぶされないように、そこに応えて、乗り越えていきたいと思います。じゃあ、デヴィちゃん、センダイ、ガンバッテ!」
※二人で乾杯。
タイチ「何だよあれ? 何だよ今の? 俺、全然ダメージ受けてねぇじゃん? 試合だって俺らのペースだろ? 全部悪いのはアイツだよNOSAWA。アイツがしょっぺぇ変なことしやがって。アイツが来ないからこうなんだよ? 最後だって本当は肩浮いてんじゃねぇのか? そんなに俺らに獲られるのが怖いのかよ、新日本? NOSAWA、TAKAだってよ、終わってから出てきやがってよ、コノヤロー。アイツら、使えねぇからこれから説教だよ。説教してやる。これからもしょっぺえことしたらすぐ首切るからな。覚悟しとけよ、おまえら」
NOSAWA「田口くんにデヴィちゃんよ? 防衛戦楽しかった? 次はよ、相棒・TAKAみちのくとよ、ベルトの回収だよ、回収」
TAKA「今日は悪かったな?」
NOSAWA「ドント・ウォーリー。イッツ・マイ・ファッキン・ビジネス。もっとよ、強いのかと思ったらよ、そんな大したことなかったな? 田口に言っとくぞ。タッグのベルトだけじゃねぇ、CMLL世界ウェルター級。過去に誰が持ってたか知ってるか? この俺さまが2タイムだぞ2タイム。おい新日本、カードどんどん組め。俺たちが遊びに来てやりますからね相棒。後は仙台のこと言ったら?」
TAKA「仙台、デヴィちゃんよ? ずいぶん甘ったれたお坊ちゃんみたいに見えるからさ、俺みたいなのと試合したことないんじゃないかな。コロッとひっくり返されないようにな。俺は現代のジュニアはしねぇぞ? 古くさい、こ汚い、ずるがしこいプロレスするからよ。まだ時間あるから、それまでゆっくりと俺のこと研究しとくんだな。イッツ・マイ・ファッキン・ビジネス!」