ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年1月30日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,005人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

金本浩二
外道

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　ライガー組が入場するなり乱闘が勃発し、混乱の中で試合がスタート。ブラックタイガーのマスクを被った石井が、早くもタイガーのマスクに手をかける。
　これでタイガーの動きが止まってしまい、石井がさらに攻め立てる。だが、タイガーは強烈な張り手2発とローリングソバットで逆襲した。
　タイガーに替わってライガーがリングインすると、今度は両軍入り乱れての場外乱闘が勃発。これをきっかけにして、CHAOSがライガーの捕獲に成功。よってたかってのラフ殺法でいいようにいたぶり続ける展開となる。
　しかしライガーは、掌底を邪道と外道に見舞って逆転成功。タッチを受けた金本は、開脚式ドロップキックで邪道と外道をなぎ倒し、邪道に顔面ウォッシュを敢行。そして、妨害に入った外道に邪道を激突させると、控えの石井にショルダータックルを食らわせた上で、外道にも顔面ウォッシュをお見舞いした。
　タイガー対石井の場面。タイガーと金本が、ダブルミドルキックで石井を座らせ、前と後ろから交互にローキックを連射する。続いてタイガーは、ハイキック、タイガードライバーで石井に追撃。そして、ブレーンバスターを着地してスリーパーホールドを極め、そのまま石井のマスクを剥ごうとする。だが、これは邪道と外道がカット。
　その後、タイガーが石井にハイキック、側頭部へのローキックをお見舞い。そして、タイガースープレックスの体勢に入るが、飛び込んだ外道がタイガーのマスクを剥ぎ取ってしまう。これで即座にゴングが鳴らされ、試合終了となった。
　
　試合後、石井はブラックのマスクの上からさらにタイガーのマスクを被り、なおもタイガーを挑発。
　それでも何とかマスクを取り返したタイガーは、「オイ、石井の負け犬野郎！お前、ボウズが恥ずかしいのか！」と石井にマイクアピール。
　そして「アイツがマスク被って出るんだったら、俺は今度またマスクを賭けてやってやる！いつでもいいからやってやる！アイツのマスクを剥いで、今度こそこのリングの上でアイツの恥ずかしい姿を見せます！」とファンに宣言した。

COMMENT

タイガー「いまリングで言ったとおり！　アイツ（石井智宏）のマスク？　ま、アイツの往生際の悪さ、女々しさがすべて出てるんじゃないですか？　坊主の姿も見せられない、テメーの負けも認められない。ま、リングで言ったように、ファンがどう思おうが、俺はああいう行為が許せない。だったら、マスク賭けて、いつでもやってやるよ？　俺はアイツに負ける気なんてさらさらないからね。いま、なんでアイツが勝ってるか？　マスクを取る、仲間がいる……それだけ！　俺はいつでもやりますよ。早急に組んでほしいですね。伸びちゃうでしょ、アイツの髪？　坊主を隠してるんだか、なんだかわからないけど、フザケすぎ！　男じゃないね？　ま、アイツが一筋縄で来るとは思わないけど。早急に試合を組んでほしいですね！」
※ライガー、金本はノーコメント
　
石井「おいタイガー、おら!!　俺1人だと思ったか？　アホか、この野郎!!」
外道「俺たちはよ、チームワークが良いからよ？　仲間の窮地には必ず駆けつけるぞ!!」
邪道「いつでもよ、かかって来いタイガー!!　テメェのよ、素顔さらしてやっからよ!!」
外道「マスクちゃんと閉まってるか？　素顔見せんなよ？」