ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年1月29日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 栃木・ニューサンピア栃木
観衆: 877人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

金本浩二
獣神サンダー・ライガー

ストロングマン
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

中西学
ジャイアント・バーナード

境界線

15分12秒　マジックキラー→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　ストロングマン対バーナードの場面。手四つの力比べからストロングマンがバーナードを押し込むと、アンダーソンが強引にタッチしてリングイン。自信満々でストロングマンと対峙するものの、パワーで圧倒されて自軍コーナーへ逃げ帰る。だが、ライガーとバーナードにタッチを拒否され、途方にくれてしまう。
　中西対ライガーの場面。ライガーのチョップを軽く受け止めた中西が、ストロングマンとのダブルショルダータックルをバーナードにお見舞い。そして金本が飛び込み、フライングニールキックで追い討ちをかける。
　そこから中西組がライガーを捕まえ、集中攻撃を浴びせていく。しかしライガーは、中西とストロングマンの連携の乱れを突き、掌底2連発で逆襲。飛び込んだバーナードは、中西とストロングマンを鉢合わせさせ、それぞれを串刺しボディアタックで押し潰す。さらにバーナードは2人を同士討ちさせ、ストロングマンにフロントハイキック、中西にコーナープレスで追撃。
　しかし、中西とストロングマンは、バーナードとアンダーソンの鉢合わせ攻撃を切り返して突破口を作り、バーナードにラリアット＋マッケンローの合体攻撃。そして、ダブル野人ダンスラリアット、ダブルアルゼンチンバックブリーカーでバッドインテンションズを追い詰める。
　金本対アンダーソンの場面。金本が、打撃ラッシュから顔面ウォッシュを敢行。それを見たバーナードがリング下からアンダーソンに近寄って声をかけるが、一緒に顔面を蹴られてしまう。
　さらに金本は、アンクルホールド、ファルコンアローでアンダーソンに追い討ち。しかし、アンダーソンがハンマースルーを切り返すと、飛び込んだバーナードが串刺しボディアタック。さらに、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで続き、マジックキラーの体勢に入るものの、中西がカット。
　すると金本はアンクルホールドで勝負をかけるが、バーナードがジャンピングボディプレスでカット。そしてその直後、「ハゲマシテー！」の掛け声とともにマジックキラーが炸裂し、決着となった。

　試合後、バーナードとアンダーソンがIWGPタッグベルトを掲げ、中西とストロングマンを挑発。これに怒った中西が、「いい気になんなよ、コラ！お前らがチャンピオンでいられるのも次のタイトルマッチ（2月20日仙台）までじゃ！俺と！ストロングマンが！必ずテメェらをチャンピオンから引きずりおろして、俺らがチャンピオンになる！」とマイクでやり返した。
　すると、退場しかけていたバーナードが花道を引き返し、中西とストロングマンを睨みつける。そしてマイクを取ると「ナカニシ！ストロングマン！ ……ワカラナイ！」と言い残して退場した。

COMMENT

ライガー「リングの上に直立歩行のゴリラがいるぞ。直立歩行のゴリラ、誰だ？（IWGPタッグ）次期戦者の中西学か。あいつとシングル組めよ。（頭を指差して）ここの差を見せてやるからよ。直立歩行のゴリラが！」
アンダーソン「ナカニシ、ストロングマン、お前たちは毎回リングでスズメみたいにピーピー言ってるな。きっと（2/20）仙台のIWGPチャンピオンシップでも、お前らがそうするのを見るんだろう。だから、いつものように仙台でもベストを尽くして闘うことを約束する。俺たちがバッドインテンションズだ。俺たちがIWGPタッグチャンピオンだ」
バーナード「俺たちはお前をジムの代わりに使ってる。マシンでワークアウトするよりいいよ」

中西「バッドインテンションズ、調子に乗るなよ。今日はたまたまお前ら運がよかっただけじゃ。金本浩二を2人でやって、それで満足してんのか、お前。1対1でやったらわからんぞ。あの男はどんだけ根性あると思ってんねん。気持ちの強さは俺と匹敵するもんを持っとるんじゃ。俺らはこれだけの体の強さがある。必ずお前らを仙台の夜、マットの上に葬ってやるからよ。その時はベルトだけじゃなくて丸裸にしたるわ」
ストロングマン「今夜は勝つことが出来なかったが、バッドインテンションズとリングで闘うとき、ナック（中西）とストロングマンが最後に手をあげる。勝つのはナックとストロングマンだ」
※金本はノーコメント