ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年1月26日(水) 18:00開場　19:00開始
会場: 千葉・千葉ポートアリーナ・サブアリーナ
観衆: 900人

第5試合 30分1本勝負

プリンス・デヴィット
NOSAWA論外

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　IWGPヘビー級王座への挑戦権を懸け、1月30日後楽園ホールで一騎打ちを行なう真壁と小島が、前哨戦で激突。また、デヴィット＆田口の持つIWGP Jr.タッグ王座へ挑戦するNOSAWA（パートナーはTAKAみちのく）が、小島軍団へ合流を果たした。
　先発したのは真壁とタイチ。しかし、真壁はタイチを軽くあしらい、小島を指名。これに小島が応じると、場内が大歓声に包まれる。両者は、チョップ合戦、ショルダータックル合戦で激しくやり合い、お互いに一歩も引かず。
　デヴィット対NOSAWAの場面。デヴィットと田口がトペフェイントで翻弄し、セクシーアクションを披露する。だが、背後からタイチが襲い掛かって形勢逆転。膝にダメージを負ったデヴィットが、長時間のローンバトルを強いられる展開となる。
　劣勢の続いたデヴィットは、NOSAWAのラリアットをかわすと、オーバーヘッドキックで反撃。替わった田口は、スワンダイブ式チョップでデヴィットに続く。そして、セカンドロープに飛び乗り、バックエルボーで追撃。
　さらに田口はスリーアミーゴを狙うが、3回目のブレーンバスターをNOSAWAが回避して首固めに行く。だが、跳ね返した田口が、延髄斬りでやり返した。
　そのままApollo 55に攻め込まれたNOSAWAは、替わった真壁に急所攻撃で逆襲。小島にスイッチする。ここから小島は、串刺しエルボー、エルボードロップ、ジャンピングエルボードロップ、ダイビングエルボードロップとラッシュ。対する真壁も、パワースラム、ラリアット3連発で反撃。すると、小島がコジコジカッターでやり返すが、真壁は左のラリアットで報復した。
　真壁対タイチの場面。タイチが、串刺しフロントハイキックで先制し、小島が乱入して垂直落下式ブレーンバスターで追撃。すると、ちゃっかりタイチがフォールに行くものの、カウントは2。
　ここでタイチはショートタイツ姿に変身し、ロープへダッシュ。だが、真壁がカウンターラリアットで反撃し、最後はキングコングニードロップでとどめを刺した。

　試合後、NOSAWAがデヴィットが乱闘を開始。一方、リング上では真壁が「俺は借りたモンはきっちり返すんだよ！」と小島を挑発。これに小島が激怒して一触即発の事態となるが、若手たちが必死で制止した。

COMMENT

デヴィット「今日は俺たちが勝った。Apollo 55がチャンピオンとして100％の力で、IWGP Jr.タッグの初防衛戦はガンバリマス」

田口「問題ない。必ず防衛して、次に繋げる。このベルトを」

真壁「俺は言っとくけどよ、電機のコジマもペットのコジマさんもよく寄らせてもらうよ。だけどな、リーマン小島だけは性に合わねぇ、許せねぇんだよな。あの野郎の生き方、あの野郎のプロレス？認めるわけねぇだろ、この野郎。なんだかんだ言ってもよぉ、あの野郎を潰せば俺にチャンピオンシップの権利が回ってくんだろ？お望み通り、30日はキッチリよぉ、キッチリだよ、この野郎、結果出してやるよ」

——ベルトを失った小島選手と闘ってどうでしたか？

真壁「ショボイな、相変わらずなぁ。ベルト持ってようが持っていまいが、関係ねぇんだよ、あの野郎はな。なんでか分かるか？ショボイからだよ。ショボイ、ショボイ、ショボイ、それだけだよ、あの野郎の生き方自体な。だから否定してんだ。たいした野郎じゃねぇけど、結果出してやるよ。本当は前哨戦なんて必要ねぇんだ。いきなりガッチリズッポリ入れてやるし、なめられるのはムカついても、ペロペロなめてやるのはお家芸……これが俺のR指定の宣戦布告だ！楽しみに待ってろよ、“コトリ”さんよ」

小島「ふざけんなよ。あんな試合で随分いきがってくれんじゃねぇか真壁。お前はもう終わってんだよ。終わったスーパースターなんだよ。100歩譲ってお前がスーパースターだって事は認めてやるよ。ただ悪いけどなお前はもうあの人は今状態なんだ。10月11日去年のベルトを獲られた時点でお前はあの人は今なんだ。絶対に負けねぇぞ。いつまでもいつまでもこのリングにのさばってやる」

NOSAWA「日曜行きましょうよ日曜。今1番新日本に大事なコネクションはあれだよあれ。小島聡だよ。栃木からTAKAも来るから。相棒の。獲ればいいんだろ1発で」

タイチ「俺らの足を引っ張るようなマネしたらすぐに首にするからな。お前もしっかり小島さんをサポートしろよ。使えなかったらすぐに首にするからな」

NOSAWA「だってさ」

タイチ「必ず小島さんをね。まぁ真壁なんて問題ないんで。すぐ棚橋のベルトに挑戦して、小島さんが必ず取り返す。そう信じてるから俺は小島さんと一緒にいるんだよ。いつだって小島さんは最強なんだ。明日からもね小島さんのコンディション作りに俺はちゃんとヘルプして、完璧な状態で真壁戦、棚橋戦挑ませてあげますよ。小島さんが最強だから」