ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年1月26日(水) 18:00開場　19:00開始
会場: 千葉・千葉ポートアリーナ・サブアリーナ
観衆: 900人

第4試合 30分1本勝負

永田裕志
飯塚高史

天山広吉
中邑真輔

境界線

13分36秒　反則

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　1月23日「CMLL FANTASTICA MANIA」におけるタイガーとのマスカラ・コントラ・カベジェラに敗れ、バリカンで頭を剃られた石井は、白いタオルを被って入場。そして、コールを受けてタオルを取ると、なんとブラックタイガーのマスクがあらわになった。
　
　そんな衝撃の中、いきなり場外乱闘で試合がスタート。石井がタイガー、飯塚が天山、中邑が永田を場外でいたぶる。
　リングに戻った石井は、タイガーのマスクを剥がそうとする。だが、これを逃れたタイガーは強烈なハイキックで反撃し、石井のマスクに手をかける。だが、石井は素早く逃げ出した。
　そこから天山対飯塚になると、場内が「天山」コールに包まれる。すると天山は、モンゴリアンチョップ連打、チョーク攻撃で飯塚を追い詰めた。
　タイガー対石井の場面。石井が顔面攻撃でタイガーを後退させ、またもやマスク剥ぎの暴挙に出る。これでタイガーはペースを乱し、中邑組の集中砲火を浴びてしまう。
　それでもタイガーは、中邑のジャーマンスープレックスをバク転で着地すると、ドラゴンスクリューで逆襲。これでようやく出番となった永田は、中邑へミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーと畳み掛ける。
　対する中邑は、カウンターフロントハイキック、膝蹴り連射で反撃。そして、永田をコーナー最上段に固定すると、そのボディへランニングニーを見舞う。だが、永田は、スリーパーホールドを仕掛けた中邑を前方に投げ捨て、垂直落下式ブレーンバスターでやり返した。
　天山対飯塚の場面。天山が、ラリアット、逆水平チョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、カーフブランディング。すると、中邑と石井が飯塚に加勢し、トレイン攻撃を狙う。だが、天山は飯塚の攻撃をかわし、両腕ラリアットで中邑と石井をなぎ倒す。そして、飯塚にはマウンテンボムで追撃。
　ここで永田とタイガーが、中邑と石井を排除。ところが、そのどさくさに紛れ、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備。いきなり天山に地獄突きを見舞うと、それを目撃したタイガー服部レフェリーが反則負けを宣告した。
　
　しかし、そんなことはお構いなしの飯塚は、永田にも地獄突きを発射。一方、石井はタイガーのマスクを完全に剥ぎ取ってしまう。だが、飛び込んで来た井上が、中邑たちを蹴散らした。