ＮＪＰＷＰＲＥＳＥＮＴＳＣＭＬＬＦＡＮＴＡＳＴＩＣＡＭＡＮＩＡ２０１１

日時: 2011年1月23日(日) 11:00開場　12:00開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,005人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

マキシモ
邪道

男色ディーノ
外道

境界線

10分39秒　クロスフェースオブJADO

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　新日本プロレスとCMLLのコラボレーション興行「CMLL FANTASTICA MANIA」の2日目。試合前には、メキシコ人バンド（マリアッチ）のアルマ・アステカによる生演奏が行なわれ、会場の雰囲気を大いに盛り上げた。
　
　そんな中で行なわれた第1試合には、男色ディーノとマキシモの“日墨オカマコンビ”が登場。これに対するは、ディーノとも因縁の深い邪道＆外道。
　ディーノとマキシモは、いきなり西側バルコニーから姿を現し、観客席に乱入。ディーノは高橋広夢の唇を奪うと、サムライTVの実況席も襲撃。解説として招かれていたミラノコレクションA.T.（引退）の唇も強奪した。
　そこから外道とマキシモの先発で試合がスタート。外道が、マキシモのセクシーポーズに嫌悪感を示し、張り手を見舞う。さらに外道は、マキシモのコスチュームをずらして胸をさらけ出し、精神的な苦痛を与える。だが、マキシモは素早いロープワークで外道を翻弄し、場外に追いやった。
　邪道対ディーノの場面。邪道の逆水平チョップ連射により、ディーノが悶絶。さらに邪道と外道が、マキシモとディーノをいいように攻め立てる展開となる。
　その後、マキシモが邪道と外道の串刺し攻撃をかわし、外道にパワーボムで逆襲。そして、ディーノが邪道にファイト一発を繰り出すものの、まったく通用しない。するとディーノは、邪道の急所を鷲掴み。そして、慌てて止めに入った佐藤健太レフェリーの急所も鷲掴みにすると、熱いキスを食らわせる。
　一方のマキシモがトペスイシーダで外道を分断する中、ディーノは邪道にもキス。そして、コスチュームをずらしてTバック姿になると、ゲイ道クラッチで3カウントを狙う。だが、素早く切り返した邪道が、クロスフェースオブJADOで一気に勝負を決めた。
　
　惨敗を喫した“日墨オカマコンビ”だったが、ファンの大声援を受けてご満悦。ディーノは、退場する際に本部席を襲撃し、尾崎リングアナの唇を強奪した。

COMMENT

邪道「世界の邪道、外道が世界のカマに負けるわけねぇだろ」
外道「1つだけったよ。メキシコと日本のオカマは質が違うな。日本の方がグロイな」
邪道「言っとくけどな俺らは世界の邪道、外道だぞ。オカマなんかによかまってるヒマはねぇんだよ。笑えよ、お前ら？」
外道「オカマ世界一になったら、もう1回やってやるよ。気持ちわりぃ。やっぱやんないわ」
　

マキシモ「いいパートナーを見つけたんで、ぜひ日本でもメヒコでもやりたい。日本に戻ってくることがあれば、ぜひもう一度タッグを組むたいし、彼をメヒコにも呼びたいね。グラシアス！」
ディーノ「（深くうなずきながら）日本もメキシコでもどこでも同性愛は不滅だって、そういうふうにマキちゃんは言ってるわ。よし、今日もこれから2丁目……ジャパニーズゲオイタウンにレッツゴーよ♪」