菅林「ありがとうございました。え〜。おかげさまで盛況のうちに終わりまして、2011年最高のスタートが切れたと思います。アメリカ遠征も決まりましたので、今年は国内にとどまらず、海外にも新日本プロレスの名前を売っていきたいと思います」
——アメリカ遠征はどちらの場所で?
菅林「ニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィア……会場のほうもほぼ決まっているみたいなんで。近いうちにくわしい発表ができると思います。単発の遠征はこれまであったんですけど、転戦するっていうのは、新日本プロレスの歴史でもなかったこと。それに、最近は『YouTube』などでも、アメリカからのアクセスが非常に多い。その影響もあって、『ぜひ、アメリカで試合をしてくれ』ということで」
——TNAの大会に?
菅林「いえ。TNAの大会ではないです」
——選手は何人くらいで?
菅林「人選はこれからですけど、けっこう大人数になると思います。新日本プロレスというものを見せにいきたいと思います」
——今回、20回という節目の大会でしたが、今後は?
菅林「東京ドームはですね......1月4日は、ずっと先まで東京ドームさんが、好意で予約を空けていただいているんですね。ファンからも『ずっと続けてくれ』という声がありますし、いろいろ検討して、決めていきたいと思います。1月4日のこういうイベントを大阪とか福岡でもやってください、という声も多数届いているので、『ちょっと考えてみようかな』という気持ちもあるんですけど。今日は成功で終わりましたし」
——社長が一番印象に残ったのは?
菅林「やっぱりメインですね。やっぱり頼れるのは、棚橋かな、と。それとデヴィットvs飯伏。予想以上の素晴らしい試合でしたね」
——セミに登場した真壁選手が、IWGP王座に挑戦を表明したが?
菅林「試合に勝ちましたんで、資格は充分あると思うんですけど、今晩、みんなで検討して、明日、なんらかの発表ができればと思います」