Ｃｉｒｃｕｉｔ２０１０ＮＥＷＪＡＰＡＮＡＬＩＶＥ

日時: 2010年12月12日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 8000人

第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

プリンス・デヴィット
クリス・セイビン

田口隆祐
アレックス・シェリー

境界線

13分52秒　メイド・イン・デトロイト

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

田口対シェリーの場面。田口が、リープフロッグからアームホイップ2連発。そして、腕を取ったまま自軍コーナーに戻り、デヴィットと2人がかりで攻め立てる。
　デヴィット対シェリーの場面。シェリーがデヴィットの脇腹を攻撃し、デヴィットの動きがストップ。替わったセイビンも脇腹攻撃を継続し、さらには2人がかりの踏み台攻撃で追い討ちをかける。
　さらに、セイビンがシェリーをバックドロップで投げ、ダウン中のデヴィットにボディプレスを放つ。だが、デヴィットが両膝を立てて防御し、田口はセイビンをドロップキックで蹴散らす。
　さらに田口は、セイビンにスリーアミーゴを敢行。途中でカットに入ったシェリーも捕まえると、セイビンにDDT、シェリーにリバースDDTを同時に炸裂させる。
　さらに田口は、スクールボーイからの低空ドロップキックでセイビンに追撃。ここでシェリーが乱入するものの、田口はセカンドロープで反動をつけたバックエルボーで2人同時になぎ倒し、場外に追いやる。そして、田口とデヴィットは、2人同時のノータッチトペコンヒーロを敢行。
　リングに戻り、田口は前落とし、ダイビングフットスタンプでセイビンに追撃。そして、三角飛びプランチャでシェリーを分断しようとするものの、かわされてしまう。
　一方、リング上ではデヴィットがセイビンと対峙。セイビンが、ドリームキャスト（ジャンピングスピンキック）をかわし、延髄斬りをヒットさせる。だが、田口が飛び込み、セイビンにどどん。そしてデヴィットは、シェリーのダイビングボディアタックをプリンスズスロウンに切り返す。
　そして、デヴィットのブレーンバスター＆田口のフライングボディアタックという合体攻撃がセイビンに炸裂。
　さらにデヴィットは、セイビンにドリームキャストをヒットさせるが、シェリーがエプロン上でのスライスブレッドを田口にお見舞い。そしてセイビンは、スワンダイブ式DDTでデヴィットに逆襲。
　続いて、セイビンのネックブリーカー＆シェリーのダイビングボディプレスが、デヴィット、田口に相次いで炸裂。さらに2人は、サンドイッチ式ハイキックでデヴィットに追撃すると、最後はメイドインデトロイトで料理した。

COMMENT

シェリー「今までは、田口、デヴィットと1勝2敗で負け越してたけど、これで2勝2敗のイーブンだな。次の試合でどっちが強いか決まるな」
セイビン「俺もそう思ってる。今日の勝利はとても気持ちがいい。俺たちは世界タッグチャンピオンだ。次はアメリカでも日本でもどこでもいいからやってやるよ。その時に決着だな」
シェリー「今回、NO LIMITに負けちまったが、俺たちだって負けるときはある。どんな偉大なオリンピックチャンピオンでも時には負ける。でも、俺たちは負けた相手には必ずリベンジする。俺たちは偉大なタッグチームだからな」
セイビン「時には負ける。そう、俺たちだって負ける。でも、俺たちはそこから学ぶ。そして、次は同じヘマをしない。俺たちは経験する事によって成長する」
シェリー「俺たちは偉大なタッグチームなんだ。ありがとう」

田口「レベルが高くなってますね。今日は完敗ですね。デヴィちゃんも、シリーズのちょっとのケガならいいんですけどね。大きなケガで。（肋骨が）折れながらシリーズこなしていくってのはキツいですね。コンディションも怪我しても治してる暇もないんで。次から次へと試合が入ってるんで。でもね、明確な理由はハッキリしてますからね、僕らの中では。アバラ、1ヶ月前にケガして、その次の日に、僕が首をケガして。1ヶ月ずっと右の指がしびれたまま、シリーズこなしてきたんですけど。やっぱり、ここにきて限界が来て、腕を獲られただけで、リストを捻られただけで、痺れが首から指にかけて出るんで。コンディションの悪さ、これさえ治せばベルト戦線に絡んで行こうと思うんで。ケガをしながらこれだけよく、我ながらよく試合が出来たなと思うぐらい、デヴィちゃんも僕も満身創痍で。今は弱気です。今は大きいこと言えないんで。出直して、まぁ、（プロレス大賞の）ベストバウトを取れたことを一区切りに、またコンディションから治して、またベルト戦線に絡みたいです」
※デヴィットはノーコメント