大会開始前、ダンス・ヴォーカルスクールT.C.Sproutの女の子たちが登場し、キュートなダンスを披露して大歓声を浴びた。
「NEW JAPAN ALIVE」最終戦・名古屋大会の第1試合は、天山の復帰第3戦。試合が開始されると、大きな「天山」コールが起きる。
だが、邪道が天山を場外に引きずり込み、鉄柵攻撃、イス攻撃をお見舞い。そして、リングに戻ると、逆水平チョップ連射、踏みつけ攻撃、キャメルクラッチなどで一方的に攻め立てて行く。
苦しくなった天山は、串刺し攻撃を狙う邪道をキックで蹴散らし、ラリアット2連発、モンゴリアンチョップ3連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、カーフブランディングで逆襲。
それでも邪道は、天山の痛めている首を狙い、ネックブリーカー3連発で反撃。しかし、天山はマウンテンボムでやり返し、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを投下。だが、かわして自爆させた邪道が、クロスフェースオブJADOで絞め上げる。
これを逃れた天山は、ラリアットで反撃し、TTDの体勢に入る。だが、邪道がスモールパッケージホールドに切り返し、さらに前方回転エビ固めを繰り出す。
だが、いずれも跳ね返した天山が、ニールキックで追撃を断ち、今度こそTTDを決めると、アナコンダバイスでギブアップを奪った。
COMMENT
天山「昨日、今日とNEVERで復帰戦終わって、本隊にすぐ合流って形になってきましたけども、自分の力100%で 出来たかっていうと、完全ではない。まだまだ足りない。自分自身、ちょっと今日の試合にしても納得行かない部分がありましたね。昨日の試合にしてもそうで すけども、一気に上げたいとこですけど、『いつ動かなくなる』っていう、変なことと考えても意味ないのはわかってますけど、相手とやってもそうですけど、 自分自身の体の力の入れ方が強いっていうか、バチッと合わないっていう部分があって。相手も百戦練磨の相手だし、今日もあまり食らったことのない技が何個 もあったしね。自分のペースに引き戻すのがキツい。邪道、外道、あいつらを相手にしてる場合じゃないからね。どんどん本隊の中で上がっていかなきゃいけな いっていうか。ましてや、飯塚なんかあんなホンマ汚いやり方で出てくるけど、何回すれば気が済むねん。あいつこそホンマに何回ブチ殺しても気がすまない。 飯塚なんかにかまってる暇はない。俺もいま自分の中で復活モードで、階段上がっていくっていう気持ちやから、邪魔するやつは許せへんし。いろいろ考えてや らなあかんなというのがありますね。これから完璧にやっていかなあかんし、年内もこれから数試合ありますけど、しっかりこれ以上落ちていかないように、追 い込(『小島選手との対戦を望んでいたようですが?』)自分の中であいつは絶対やらないと気がすまないし、このままあいつが新日本で独走したままではいけ ない、絶対止めなければいけないっていうか。小島とやらないと気がすまない。チャンピオンであろうが何であろうが、あいつは俺にとってはただの小島聡。誰 よりもあいつとはやらなきゃいけないと思ってるんで。(『その前に飯塚選手を倒したい?』)次の大会、出て来いって、すぐやったるよって。ほんまに昔の俺 と違うんやってね、見せたるよ。ガタガタしょうもないことやって。あんなやつ、追放でしょ。新日本の中で邪魔でしゃあないですよ、ほんまに。いつでも来 いって気持ちですね、飯塚は」
※邪道はノーコメント