高橋がロープ付近で離れ際にチョップを放つ。そして、チョップ連打、エルボー連打で一気に攻め込むが、怒ったライガーが逆襲を開始。ロメロスペシャルで絞り上げたあと、パラダイスロックで自由を奪い、低空ドロップキックをお見舞いする。
さらにライガーは、張り手、串刺し掌底で高橋に追い討ち。すると高橋は、2発目の串刺し掌底をカウンターエルボーで阻止。これをきっかけにして、ドロップキック、串刺しドロップキック、低空ドロップキック、ボディスラム、逆エビ固めと畳み掛ける。
しかし、腕立て伏せをする余裕を見せたライガーが、脚力で高橋を吹き飛ばし、風車式バックブリーカーから逆エビ固めをお返し。
これはなんとか高橋がエスケープしたものの、直後にライガーがパワーボムを炸裂させ、3カウントを奪取した。
COMMENT
ライガー「新日本プロレスはね、昔から若手に対して、潰しに入る試合。そういうので這い上がってきた者だけが、新日本プロレスのリングに生き残ることが出来るっていう、そういう試練というか、『獅子は我が子を千尋の谷底に突き落とす』っていうのと一緒でね。彼がこれを機に『クソッタレ!』と思って這い上がってくるのか、それとも『俺はダメだ』と落ちて行くのか、新日本プロレスは足の引っ張り合いだから。『俺が、俺が、のし上がるんだ』っていう気持ちの強い奴だけが上がれる、生き残れるマットだから。それを俺が伝えていきたい。彼があとはどう出るか、楽しみですね。(11/22 SMASH.10参戦について)Mentallo選手が凄く僕をリスペクトしてくれてるというか、憧れてくれているというか。その中で僕がどういう試合を見せればいいのか? もちろん他団体の選手ですし、尊敬してくれてるからこそ、叩き潰しに行かなきゃいけないなと。ライガーの根底にあるのは新日本プロレスですから。新日本プロレスとは外敵に対してどうか? 憧れてくれようがなにしようが、リングに上がればそれは別だ。『やっぱりライガーは凄かった』って言わせたいし。そういう気持ちでリングに上がりたいと思います」
※高橋はノーコメント