ＮＥＶＥＲ．４

日時: 2010年11月18日(木) 18:30開場　19:00開始
会場: 東京・新木場1st RING
観衆: 450

第6試合 30分1本勝負

高橋裕二郎
忍（666）

内藤哲也
円華（フリー）

境界線

16分01秒　変型フェースバスター→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　「NEVER.1」以来の再戦となるNO LIMITvs円華＆忍のタッグマッチ。高橋対円華の場面で、高橋がアキレス腱固めを極めつつ、円華の顔面を蹴る。さらに高橋は、円華の顔を踏みつけながらレッグロックを極めると、「来いよ！」と言いながら顔面を容赦なく蹴り飛ばす。
　高橋対忍の場面。忍が高橋を場外に追い込み、ラ・ケブラーダ。だが、リングに戻った高橋は、強烈なラリアットで逆襲。さらに、替わった内藤がランニングサンセットフリップで追撃する。
　そこからNO LIMITが忍を攻め込み、内藤が強烈な張り手、高橋が強烈な逆エビ固めで追撃。それでも忍は、ドロップキックで高橋に反撃。そして、急所攻撃を狙う内藤を、フランケンシュタイナーで蹴散らした。
　スイッチした円華は、ミサイルキック、串刺しフロントハイキックで内藤に追撃。さらに、内藤の腕を取ったままコーナーを駆け上り、雪崩式アームブリーカー、腕固めで追撃する。
　これに対し内藤は、ジャンピングエルボーアタックで逆襲し、ミサイルキック、変型サーフボードストレッチで追い討ち。すると円華は、ドラゴンスープレックスを阻止してスクールボーイを繰り出し、首固め、スイングDDTに繋ぐ。
　高橋対忍の場面。忍がリープフロッグからカウンタードロップキック、ドラゴンスクリュー、ミサイルキック、セカンドロープに飛び乗ってのムーンサルトプレスとラッシュをかける。そして、得意技のセックスボンバー、スライディングセックスボンバーで追撃する。一方の円華は、カットに入った内藤を場外に叩き出し、ノータッチトペコンヒーロで分断に行く。
　そして、忍がコーナー最上段に上るが、追いかけた高橋が雪崩式フロントスープレックスで逆襲。その後、忍のセックスボンバーと高橋のラリアットが相打ちになり、直後に忍がカウンターセックスボンバーで高橋をなぎ倒す。
　さらに忍は、ファイナルセックスボンバーを予告するものの、高橋がフィッシャーマンバスターで逆襲。そして最後は、変型フェースバスターで勝負を決めた。

COMMENT

高橋「『NEVER』の主役は、俺と内藤ちゃんで決めないといけないな？　だってさ、そうでしょ？　今日は『NEVER』の4回目？　俺たちずっとメイン張ってるんだよ？　ま、悪いけど、若手中心の興行って言っても一つの興行？　盛り上がれないよね？」
内藤「俺、いっつも言ってるけどさ、『NEVER』大好きなんだよ？　体重とかさ、気にしてないからね？　身長が高いから、体重が重いから強いのかって？　そしたら、200キロでも300キロのヤツでも連れてこいって？　俺、好きなんだよ、こういう相手。第1回以来の忍選手、円華選手？　強かったよ！　体重なんて関係ねぇーんだ。俺らもうかうかしてられない。ただ、主役は譲らないよ？　1年3ヶ月ぶりに誰か帰ってきたか、知らねーよ！　主役は俺たち、NO LIMITだから！　よし！」
高橋「センキュー！」
　
忍「第1回の『NEVER』でその相手はNO LIMIT。高橋裕二郎と内藤哲也。第1回の『NEVER』で試合して最後に決められた技返したはずだった。『NEVER.１』の時は返した。プロレスラーとして反省すべき点だと思います。でもあの技でやられた。今の自分の力はこんなものです。今日負けたのは僕の現状の実力の全てだと思います。一から練習して頑張りたいと思います」
円華「そういうことです」