NEVER．1

日時: 2010年8月24日(火) 18:30開場　19:00開始
会場: 東京・新木場1st RING
観衆: 300

第5試合 30分1本勝負

高橋裕二郎
忍（666）

内藤哲也
円華（フリー）

境界線

18分04秒　ジャーマンスープレックスホ-ルド

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　メインイベントでは、フリーの円華と666の忍がタッグを結成。高橋、内藤のNO LIMITと対決した。
　試合は、内藤と円華の先発でスタート。円華が「シャツを脱げ」とクレームをつけるものの、内藤は無視。すると円華がシャツを無理やり脱がそうとしたため、内藤は渋々と自分でシャツを脱いだ。
　そんな中、円華がカウンタードロップキックで内藤を場外に落とし、バク転式のトペフェイントを披露。しかし、その直後に高橋が試合に介入し、ハンマーブロー連射、ボディスラム。さらには、乱入した忍を蹴散らす。だが、円華と忍はダブルドロップキックで高橋と内藤を場外に落とし、円華がトペコンヒーロ、忍がラ・ケブラーダで追撃。
　その後、NO LIMITが忍を捕獲し、一方的に攻め立てる展開となる。それでも忍は、ブレーンバスターの仕掛け合いを制して内藤を投げ捨てて脱出。
　スイッチした円華は、ミドルキック3連射、エプロンからの串刺しドロップキックで内藤に追撃。さらに、ジャーマンスープレックスを着地すると、スピンキック、ファルコンアロー、ランニングニーリフトと畳み掛ける。だが、内藤はジャンピングエルボーアタックで反撃。
　高橋対忍の場面。串刺し攻撃を回避した忍が、ミサイルキック。そして、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボーで追い討ちをかける。
　さらに忍は、高橋の反撃にも耐え、張り手連射、ローリングソバット、バックスピンキックで追撃。ここで内藤が、忍にミサイルキックを見舞うが、円華が延髄斬りで蹴散らす。すると、高橋が水車落としで円華を叩きつける。
　その後、忍は円華のアシストを受けてラリアットから高橋をフォール。これを返されると、シューティングスタープレスを繰り出すものの、かわされて自爆してしまう。
　すると高橋は、内藤との合体技で忍を追い込み、変型ファルコンアロー。そして最後は、ジャーマンスープレックスホールドで完勝を収めた。

COMMENT

高橋「まぁ、せいぜいがんばってよ。2軍の人たちは。せいぜいがんばってよ。まぁがんばっても俺たちのところまで来れるかわかんないけどせいぜいがんばってよ」
内藤「NO LIMITって案外意見バラバラだからね。プロレスってさ、体重で競うもんじゃねぇんだよ？　身長で競うもんじゃねぇんだよ？　今日の相手は軽かったけどさ、俺こういうの好きだよ。こういうのアリだと思うし。俺ジュニアとかヘビーとかそんなことどうでもいいんだよ。強いヤツが勝つんだから。今日は楽しかった。上から目線で悪いけど、今日は楽しませてもらった。ありがと」　
　　　　
忍「新日本プロレス側からしたら、俺らなんてわかんないと思いますよ。どんな試合してるのか？　どんなレスラーだとか。でも、今日みたいなこういう新日本のレスラーと闘うことにより、俺らの存在を知らせますよ。絶対に！　このままじゃね。納得いかないんで。もっと、新日本側に。裕二郎、内藤……追い詰めますよ」
円華「忍はこんなもんじゃないっすよ。今日は、一部分にしかすぎないです。忍の本領っていうのは、出してないですから」
忍「今日は、凄く僕のプロレス人生において、いいきっかけになりました。こっから、もっともっとメジャーでもなんでも強い相手でも、向かっててね、がんばりますよ」
円華「以上！」