天龍が入場すると、大きなコールが沸き起こる。そして試合は、いきなり長州対天龍でスタート。両者がコーナーでも つれると、天龍が離れ際にグーパンチ。そして、得意のグーパンチ&逆水平チョップ連射に行くが、負傷している左膝の踏ん張りがきかない。すると長州は、サ ソリ固めの体勢に入るが、これも体勢不十分で不発となる。
マシン対川田の場面。チョップ、エルボーの打ち合いからマシンがヘッドバット。対する川田は、腕を極めてのトラースキックで逆襲。
その後、長州組は天龍を捕獲。膝への集中攻撃で劣勢に追い込む。しかし天龍は、カウンター逆水平チョップ、浴びせ蹴りでマシンに反撃して脱出。スイッチした川田は、マシンにキックを連射し、ストレッチプラム。だが、長州がトーキックでカット。
タイガー対AKIRAの場面。AKIRAがDDTでタイガーダウンさせると、すかさずマシンがセントーンを投下。そしてAKIRAが、ムサビプレスからオールドボーイに繋ぐ。
そのままAKIRAは攻め込んで行くが、突進をかわしたタイガーが飛び付き回転十字固めで3カウントを奪取。ドリームチームを勝利に導いた。
COMMENT
タイガーマスク「休んでるときは凄い不安だったね。皆についていかれないんじゃないかなって思ってましたけど。でも 自分の動きにウソはないし、たしかにずっと、2ヶ月間本当に治療に専念したけども、道場でほんとに人の倍以上汗かいたと思ってるしね。22日は新日本の ファンにはさんざん悔しい思いをさせたから。今度は早くベルトを獲ってね、皆にタイガーマスク復活の日を表したいなと思います。(「現在のIWGP Jr.チャンピオンはデヴィットですが?」) そうですね。デヴィットなんか丸藤選手よりも獲るのが難しいなって思うくらい勢いに乗ってる選手ですし、逆 にその勢いを潰すのも楽しいと思いますし。ただいまは自分がその順番じゃないって充分わかってるし、かといってGHCのジュニアタッグの挑戦者にふさわし いかって言われたら何とも言えないし。ただ結果さえみてもらえればいいかな、と。今日は天龍さんと川田さんと、かつての全日本プロレスのような。お客さん はそういうふうに見たんじゃないかと思うし。でもこのリングは新日本プロレスのリングだし。たとえ誰が怪我しようが、試合を激しくするのは当然だし。その ぶん僕は天龍さんをカバー出来たんじゃないかと思いますし。また川田さんは全然衰えてないし、天龍さんも治ればまだまだじゃないですか。8月22日はファ ンを本当に悲しい思いをさせてしまったんでそのぶん気持ちを取り戻してもらしたいな、と。僕と金本さんの新日本超瞬間の湯沸かし器チームを挑戦者に選んだ ノアはかわいそうだな、と」
※天龍、川田はノーコメント
AKIRA「いや〜。できれば、もっと天龍さんとやりたかった。天龍さんのチョップとかを体感したかったけど、もう一つ煮え切らなかったね」
※長州力、スーパー・ストロング・マシンはノーコメント