G1 CLIMAX XX 〜20th Anniversary〜

日時: 2010年8月15日(日) 14:30開場　15:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 11000

第2試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

中邑真輔

Warning: in_array() expects parameter 2 to be array, string given in /home/web/www.njpw.co.jp/public_html/wp-content/themes/njpw-pc-sc/functions.php on line 945
Warning: in_array() expects parameter 2 to be array, string given in /home/web/www.njpw.co.jp/public_html/wp-content/themes/njpw-pc-sc/functions.php on line 945

潮崎豪

境界線

(4勝2敗1分け＝9点)
(4勝2敗1分け＝9点)

30分00秒　時間切れ引き分け

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　序盤の5分間、両者はグラウンドで互角の攻防を展開。その後、潮崎が中邑の膝に集中攻撃をくわえ、試合の主導権を握る。
　そこから中邑が、膝蹴り、ハイキックで反撃。これに対し潮崎がトラースキックを放つと、すぐさまバックスピンキックを返す。
　さらに中邑は、バックドロップ、フロントネックロック、スリーパーホールド。
　そして、もう1度スリーパーを狙うものの、潮崎がチンクラッシャーで反撃。それでもスリーパーを狙う中邑をバックドロップで投げ捨てる。
　さらに潮崎は、中邑をコーナーに乗せ、その首筋にショートレンジラリアットを発射。そして、蹴り脚をキャッチしてヘッドバットを放ち、そのまま中邑を担ぎ上げて変型ブレーンバスター。
　苦しくなった中邑は、トラースキックをキャッチして膝蹴り連射で反撃。そして、リバースパワースラムからボマイェを発射するものの、潮崎が両腕でブロック。そして潮崎は、ラリアット、袈裟切りチョップ、ショートレンジラリアットと畳み掛ける。さらに、ムーンサルトプレスを繰り出すが、かわした中邑が後頭部へボマイェを発射。
　しかし潮崎は、顔面パンチをかわし、袈裟切りチョップ、裏拳、ショートレンジラリアット。続いてのゴーフラッシャーは回避されるものの、トラースキックを浴びせて、ショートレンジラリアットへ。だが、中邑が飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで逆襲し、潮崎をロープエスケープさせる。
　それでも中邑が腕ひしぎ逆十字固めを狙うと、すり抜けた潮崎が首筋へのチョップ3連発で報復。しかし、中邑はショートレンジラリアットをかわすと、ジャーマンスープレックスホイップで逆襲。
　エルボー合戦を挟み、潮崎が逆水平チョップ。これに対し中邑は顔面パンチで応戦し、ボマイェ。しかし、かわして中邑をコーナーに激突させた潮崎が、下から丸め込む。そして、首固めの体勢から中邑を持ち上げるものの、逃れた中邑がタイガースープレックスホールドで逆襲。
　ダブルダウンとなり、カウント9で両者が立ち上がる。ここで中邑はエルボー連打、ハイキックと繋ぎ、ボマイェを発射。しかし、かわされてコーナーに激突。すかさず潮崎がスクールボーイを繰り出すが、カウントは2。
　すると中邑は三角絞めで反撃し、ロープへ走る。しかし、潮崎も逆水平チョップでやり返し、コーナーで逆水平チョップ連射。そして、中邑の抵抗を振り切って雪崩式ブレーンバスター。
　残り30秒となり、潮崎が逆片エビ固めを極めるものの、中邑がアキレス腱固めで切り返す。そして、そのまま時間切れ引き分けとなった。
　
　これで共に決勝進出の望みを絶たれた両者は、額を突きつけ合い、激しい睨み合いを展開した。

COMMENT

中邑「いまの俺にわかるのは……決勝はない、それだけ！　（「潮崎はどうでした？」）あ？　とくに興味はない。ま、ブ厚いぜ？　ノアの中じゃあ一番見れる顔してんじゃん？　それでもね、俺の気分的にはね、足りない。薄っぺらい！」
　
潮崎「くやしいね。くやしい！　クソ！　個人の闘いだよ。白黒つける。それが『G1』。それができなかった。決まったわ」