G1 CLIMAX XX 〜20th Anniversary〜

日時: 2010年8月13日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2005

第1試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

井上亘
高橋裕二郎

境界線

(1勝5敗＝2点)
(5敗＝0点)

08分19秒　スピア・オブ・ジャスティス→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　いまだに勝ち星のない井上（5敗）と高橋（4敗）の公式リーグ戦。
　井上の逆水平チョップ連打に対し、高橋は重い1発でお返し。井上もすぐに反撃し、場外で鉄柵攻撃を見舞うが、高橋は変型スタナーで逆襲。
　リングに戻り、高橋がチンクラッシャー、DDT。そして、上から目線で井上を挑発し、ストピング、ランニングエルボーで追い討ちをかける。
　劣勢の井上は、高橋のブレーンバスターを切り返して反撃。そこから、カウンターエルボー、串刺しジャンピングエルボー、逆水平チョップ連射、カウンター水車落とし、ローリングバックエルボー、ブレーンバスタースラムと畳み掛ける。
　対する高橋は、ブレーンバスターで反撃し、ジャーマンスープレックスを狙う。しかし、井上が切り返して逆にジャーマンスープレックスホールドで攻める。
　だが高橋は、井上のスピアー・オブ・ジャスティスをジャンプでかわし、変型みちのくドライバー、ダイビングギロチンドロップ。そして、ムーンサルトプレスでダイブするものの、井上が両膝を立ててガード。
　それでも高橋は、突進して来た井上をカニばさみで倒し、ジャーマンスープレックスホールドからのカナディアンバックブリーカーで追撃する。
　しかし、これを逃れた井上が、ラリアットをかわしてスピアー・オブ・ジャスティス。これで高橋から3カウントを奪い、待望の初白星をあげた。

COMMENT

井上「『G1』で１勝だ！　俺のスピアーでの１勝だ！　これが俺のプロレスだ。やられたってな？　どんなやられたって、俺はあきらめねーぞ。それはこの試合だけじゃない。俺のいまの状況、この状況を必ず打破してみせるから。明日の永田戦！　全力でブツかります。以上！」
　
高橋「優勝してやるよ。優勝してやるよ。今回が駄目でもさ、来年の『G1 CLIMAX』優勝してやるよ？　なかなか今回初めて『G1』出たけどね。おもしろいね。シングルでナンバーワンの奴を決める。おもしろいじゃん？　この大会始まる前はさ、こんな大会おもしろいのかよって思ってたけどさ。このおもしろさをもうちょっと前から分かってたらな？　なかなかおもしろいよ。俺来年も参加するから！　来年どうしようかなって思ってたんだけどね。なかなかおもしろい！」