DOMINION 6.19
- 日時
- 2010年6月19日(土) 開場 開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5500
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第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (第59代王者)
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プリンス・デヴィット
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丸藤 正道
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
丸藤がリープフロッグからアックスボンバーを狙うが、かわしたデヴィットがドロップキック。そして、場外へ落ちた丸藤にノータッチトペコンヒーロを見舞う。
そしてデヴィットは、リングに戻ろうとしてエプロンに立つが、場外から丸藤がヒザへキック攻撃。さらに、エプロンへのニークラッシャーを敢行する。
リングに戻った丸藤は、徹底したヒザ攻撃を開始。変型逆片エビ固め、低空ドロップキック。ニークラッシャー、ヒザへのネックツイスト、変型膝固め、変型足4の字固め、膝十字固めなどで、デヴィットの動きを完全に封じる。
さらに丸藤はデヴィットの頭をエプロンに出し、場外からドロップキックを発射。しかし、リングへ滑り込んでかわしたデヴィットが、エプロンの丸藤へダイビングフットスタンプを投下。
その後、場外戦となり、丸藤の場外ブレーンバスターをデヴィットが切り返して鉄柵へ叩きつける。これで丸藤が腹部を鉄柵に引っ掛けて宙吊りになると、デヴィットはエプロンを走ってミサイルキックを発射。丸藤の頭部へヒットさせる。
リングに戻り、デヴィットがミサイルキック、オーバーヘッドキックで追い討ち。しかし、丸藤はローリングソバットで逆襲し、串刺しジャンピングエルボー、串刺しニーアタック、変型ニークラッシャーで追い討ち。
さらに丸藤がトラースキックを発射すると、デヴィットが回転エビ固めに切り返す。だが、これをクリアした丸藤がトラースキックで反撃。そして、前方回転式不知火からの膝十字固めで追い込む。
続いて丸藤が不知火に行くと、回避したデヴィットが延髄斬りで逆襲。そして、雪崩式バックドロップからフォールに行くものの、カウントは2。
この後、丸藤の回転エビ固めをすり抜けたデヴィットが低空ドロップキック。そして、ブラディサンデーを狙うものの、失敗。すかさず丸藤がトラースキックで追撃。
さらに丸藤は、デヴィットのスピンキックをかわしてバックスピンキック。そして、トラースキックからフォールに行くが、カウントは2。すると丸藤は不知火を炸裂させてフォールに行くものの、デヴィットがクリア。
続いて丸藤がタイガーフロウジョンを狙うと、クラッチを切ったデヴィットがスピンキックで逆襲。そして、ミサイルキック、ダイビングフットスタンプで追い討ちをかける。
だが、続いてのブラディサンデーを阻止した丸藤が、デヴィットをコーナーに上げる。そして、激しい制空権争いが展開され、丸藤が雪崩式タイガーフロウジョンの体勢に入る。しかし、間一髪で回避したデヴィットが、逆に雪崩式ブラディサンデーの大技を敢行。これでついに丸藤を沈黙させ、デヴィットが勝利を収めた。
試合後、丸藤は自らIWGP Jr.ベルトをデヴィットに手渡して退場。至宝奪還に成功したデヴィットを、田口、金本らが祝福した。
COMMENT
田口「いま、デヴィットが言ったように、俺もノアには借りがある。丸藤もそうだし、石森……あとは誰がいるんだ? 金丸? KENTA? いつでもノアに乗り込んで、まとめて返してやるよ!」
※最後は、金本、田口らと笑顔でカンパイしたデヴィットだった。
丸藤「今日だけは認める……今日だけは認める。負けたら何もねぇや。まだ終わんねぇぞ! まだ終わんねぇ!」
青木「たぶんそれは俺の役目だよ。悪いけどデヴィットに挑戦するから! いままで丸藤さんが新日本の選手とやってきて、今度俺の挑戦、ノアの挑戦を受けないって言うのは絶対に許さないから。俺がデヴィットに挑戦して、あのベルトをノアに取り戻しますんで」
青木「(ノアに取り戻す?)はい。あたりまえ。丸藤さんあのベルト半年間持ってたんだよ? もう1回取り戻して、ノアのGHCよりも下のレベルのベルトにしてやろうかなと。(「自信はありますか?」)あるね。どうやら見てても一点集中に弱いしね。一点集中に弱いんだったら俺の腕攻めも出来るしね。俺ずっと負けてるけど、アイツが3度目の正直があるんだったら、俺も出来るはず。あのベルトは必ずノアに取り戻します!」