BEST OF THE SUPER Jr.ⅩVII　〜STRIKE GOLD〜

日時: 2010年5月30日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1900

第7試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦

プリンス・デヴィット
デイビー・リチャーズ

境界線

（1勝=2点）
（1敗=0点）

16分26秒　ブラディー・サンデー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　試合開始直後、ロープ際でデヴィットがクリーンブレイク。続いて同じような場面になると、リチャーズが不意打ちをかます。
　その後リチャーズは、デヴィットのリープフロッグをニールキックで迎撃し、強烈なサイドバスター。
　対するデヴィットは、バックドロップでリチャーズを場外へ投げ捨て、ロープへ走る。これをリチャーズが察知して身をかわすと、デヴィットはエプロンで助走をつけてドロップキックを発射。
　トップロープを挟んだブレーンバスターの投げ合いから、リチャーズがドラゴンスクリュー。さらに、高速串刺しエルボー、高速串刺しドロップキック、高速ブレーンバスター、ダイビングヘッドバット、足4の字固めと畳み掛ける。
　さらにリチャーズは、ローリングソバットからロープへ走るが、デヴィットは追走式ドロップキックで反撃。そして、場外へ落ちたリチャーズに、ノータッチトペコンヒーロを見舞う。
　対するリチャーズは、デヴィットのダイビングフットスタンプをかわし、ジャンピングスピンキック。そして、トペスイシーダで追撃。
　リングに戻るとリチャーズは、ミサイルキック、ミドルキック連射、ハンドスプリング式スピンキック、逆片エビ固め。そして、デヴィットのプリンスズスロウンを回避すると、再び逆片エビ固めを極める。だが、デヴィットはこれを振りほどいてスモールパッケージホールド。
　するとリチャーズは、デヴィットの体を宙に放り投げてハイキック。だが、続いてのラリアットをかわしたデヴィットは、オーバーヘッドキックで逆襲。
　この後、リチャーズがツームストンパイルドライバーを狙うものの、逆にデヴィットが持ち上げ返す。しかし、リチャーズはそれをさらに切り返し、延髄斬り。そして、ツームストンパイルドライバーからフォールに行くが、カウントは2。
　続いてリチャーズはコーナー最上段に上るが、ドロップキックでデヴィットが妨害。そして、雪崩式バックドロップからフォールするものの、カウントは2。
　しかし、この直後にデヴィットは、ブラディーサンデーでリチャーズを仕留めた。

COMMENT

デヴィット「ボクは新日本プロレスに来て『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場するのは4回目なんだけど、ボクの5年のレスリングキャリアで一番円熟して迎えられていると思う。今日の相手のデイビー・リチャーズなんだけど、ちょっといままで見たことのないような選手で、最後には勝てたんだけど、ちょっと自分をおびやかすような存在になるんじゃないかなって。（ヒザの調子は？）ヒザ？　見てのとおり、あんまりよくないです。でも、いま新日本の選手で五体満足で闘っている選手なんて一人もいない。ボクのヒザだって普通のこと。この状態でも闘っていくのがレスラーだと思ってる。このまま、新日本のレスラーとして優勝を掴むために闘っていくよ！」

※デイビー・リチャーズはノーコメント