創立38周年シリーズ 旗揚げ記念日
- 日時
- 2010年3月7日(日) 14:30開場 15:00開始
- 会場
- 静岡・アクトシティ浜松
- 観衆
- 2150
-
第3試合 20分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
永田とスイッチ した平澤は、エルボー連打で中西をロープ際に追い込む。しかし中西は、強烈な逆水平チョップで平澤を後退させる。これで長州組は平澤の捕獲に成功し、代わ る代わる攻め込んで行く。見るに見かねた永田は、「立て!」と叫びながら平澤にストピングを浴びせ、奮起をうながす。
しかし、平澤の劣勢は続き、長州がリキラリアットからサソリ固め。これは辛うじて永田がカットして、平澤は難を逃れた。
永田対中西の場面。中西が串刺しラリアット2連発、ブレーンバスターバスタースラム。だが、続いてのジャンピングニードロップをかわした永田は、ミドルキック連射、延髄斬り、串刺しフロントハイキック2連発、エクスプロイダー、ナガタロックIIで逆襲。
ここで平澤が永田にタッチを要求。そして平澤は、中西に対しドロップキック、ヒラボトム。そして、永田のフロントハイキックのアシストを受け、ジャーマンスープレックスホイップで中西を投げ飛ばす。
続いて平澤はダイビングヘッドバットを狙うが、中西がデッドリードライブで逆襲し、野人ダンスからラリアット。
そして最後は、アルゼンチンバックブリーカーで平澤を仕留めた。
COMMENT
永田「(平澤に)言ってみろ、オラ! 付け焼刃じゃねぇぞ。何が変わった、お前の中で? 何が変わった?」
平澤「僕は、僕は……」
永田「何だ?」
平澤「永田さんが青義軍を結成して、もう1年切って時間がないんですよ。でも、僕は何としても結果が欲しい。その結果というものが、前よりははるかに目の前に来てると思います!」
永田「そうか」
平澤「そっから先に進んで……。それが今の気持ちです」
永田「進んで!? 一つ一つ、毎日の闘いが大切なんだよ」
平澤「ハイ!」
永田「(平澤の体を小突き)オイ、この潜在能力、いつになったら活かすんだ? テーマなんか関係ないんだよ。毎日の試合がテーマだ。一つ一つ、自分でテーマを持って、体がブッ壊れてもいいからぶつかって行け!」
平澤「ハイ!」
永田「行けーー!!(と叫んで平澤の頬を張る)」
平澤「ハイ!!」
永 田「(『NEW JAPAN CUP 1回戦を前に、3/5後楽園では高橋選手と仲間割れのようになりましたが?』)仲間割れっていうか、くだらねぇよな、ああいうのは。海外行って何を覚えて きたんだって。一つ言えるのは、新日本の現状であれをNEW JAPAN CUPに持ち込むと、客が減るよ。ああいう反則をして何かするというのは。今、必死に選手、スタッフが一つになって盛り上げようとしてる中、ああいう勝手 なことしてる連中がいると、潰れるよ。新日本、落ちるよ。とにかく、ああいう悪いことをするヤツが多すぎる。まぁ、あれ(高橋)はしょせん目先の目標。俺 はやっぱり、今年、勝負をかける。IWGP戦線でも。時間がないからな、俺は。もう1回、頂点を目指す。やっぱり中西学の2月のファイトを見て刺激を受け たよね。それを受けての第1歩ですよ、NEW JAPAN CUPは。今年ダメだったら、今後はないかもしれない。とにかくやらなきゃ」