Circuit2010 NEW JAPAN ISM

日時: 2010年2月14日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 6300

第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合

第55代王者組
挑戦者組

内藤哲也
エル・テハノJr.

裕次郎
テリブレ

境界線

10分37秒　リミット・レス・エクスプロージョン→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　先発したのは裕次郎とテリブレ。テリブレが、リープフロッグから風車式バックブリーカー。だが、裕次郎もすぐに同じ技で反撃。
　内藤対テリブレの場面。内藤のドロップキックを皮切りに、NO LIMIT得意の連続攻撃が決まる。
　しかし、テリブレもすぐに反撃し、テハノとの連携攻撃で対抗。合体ギロチンドロップを食らった内藤の動きが鈍くなる。さらに、テリブレが内藤をジャイアントスイングで回すと、テハノがその頭部へドロップキック。
　苦しい内藤だったが、ジャンピングエルボーアタックでテリブレに反撃。スイッチした裕次郎は、串刺しラリアット、フロントスープレックスで追撃する。
　これに対しテリブレは、ドロップキック。だが、裕次郎もすぐにスピアーで逆襲。場外に落ちた裕次郎に、テリブレがプランチャでアタック。しかし、直後に内藤がコーナーからのラ・ケプラーダで逆襲。
　だが、テハノとテリブレは、裕次郎を鉄柱に叩きつけて反撃。リングに戻ると、テハノがコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスター。そして、すかさずテリブレがダイビングボディプレスで追撃。
　その後も、合体攻撃で追い討ちをかけたチャレンジャーチームだったが、テハノのドロップキックがテリブレに誤爆。この連携の乱れを突き、裕次郎がテリブレをラリアットで蹴散らした。
　内藤対テハノの場面。孤立したテハノを捕らえたNO LIMITが、リミット・レス・レボリューションを敢行。
　ここで裕次郎がIWGPタッグベルト持ち出すと、浅見レフェリーが必死で制止。すると裕次郎は、そのベルトをリング中央に投げ入れる。それをテハノが拾うものの、すぐさま浅見レフェリーが取り上げようとする。その間隙を突き、裕次郎が急所攻撃。そして最後は、NO LIMITがリミット・レス・エクスプロージョンでテハノを沈め、IWGPタッグ王座初防衛に成功した。

COMMENT

裕次郎「いやぁ、スッキリした。日本のリングでさ、今のがしたかった、俺は。アイツらに去年の12月にあんな事されて。おまけに坊主にされて。普通に試合なんてする訳無いじゃん。これがしたかったんだよ。最高の気分だよ」
内藤「やっぱ、あの時の悔しさは忘れてないからね」

※ここでバーナード＆アンダーソンが、拍手をしながら2人へと近づく。そして、置いてあったクアーズビールを取って、「グッド！カンパイ！」と声をかけた
バーナード「NO LIMIT、俺達バッド・インテンションズが次のチャレンジャーだ、カンパイ！（ここでアンダーソンと2人でビールを開けて飲むと、飲みかけのビールの缶を投げて、その場を後にした）」
裕次郎「ヘイヘイヘイ、ユーキャントタッチベルト。イッツマイン」
内藤「何言ってるか分からねぇよ。日本語で言えって。俺ら行ってたのメキシコだよ。英語分かんねぇよ、特に俺は。ようするに、次、俺達にやらせろって言ってるんでしょ。デカいだけなんだよ、アイツ。頭を使わないと、このベルト取れないよ」
　
※ここでバーナードが再び戻ってきて、机の上に置いてあったクアーズビールを大量に持つと、「アリガトウ、バイバイ！」と言って帰る
内藤「また戻ってきたよ。もういいでしょう、あの2人とやりますよ」
裕次郎「あのハゲガ○ジン2人は、何がしたいの?」
内藤「でもさ、こうやって次から次に、今回(のテハノ＆テリブレ)は指名した感じだけど、チャレジャーが来る。こういう状況、去年あった? 無いでしょ。俺達が取った事によって、少しずつではあるけど、タッグの熱が回復してきてるんじゃないの。その証拠だよ」
裕次郎「俺達の時代が来たよ。今日は、防衛戦というより、ただ俺達がアイツらに同じ事をやり返したかっただけ。それだけだよ。スゲェスッキリした」
　
テハノ「我々がやった事を見ただろ？今日は、我々は負けたつもりはないし、チャンピオンシップをもう1回やろう。髪の毛マッチをもう1回やったって構わないし。それは日本でもメキシコでも構わない。これで1勝1敗。必ずもう1回やりたい！」
※テリブレはノーコメント