Circuit2010 NEW JAPAN ISM

日時: 2010年2月8日(月) 開場　開始
会場: 群馬・太田市新田総合体育館・エアリスアリーナ
観衆: 1000

第6試合 30分1本勝負

中邑真輔
井上亘

ジャイアント・バーナード
中西学

境界線

15分35秒　ボマイェ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　中西と中邑の先発で試合開始。中西がロープに中邑を押し込み、離れ際にエルボーを放つ。これを合図に激しいエルボー合戦が展開された。
　井上対バーナードの場面。バーナードのパワーに圧倒された井上だったが、ランニングエルボーでダウンを奪う。怒ったバーナードの突進を井上がよけると、青コーナーに控えていた中西が脳天唐竹割りをお見舞い。
　井上対中邑の場面。串刺し攻撃をよけられた井上がコーナーに激突。すると中邑は、井上をコーナー最上段に乗せてボディへの膝蹴りを見舞い、場外に放り捨てる。待ち構えたバーナードにいたぶられた井上は、動きがストップしてしまう。
　中邑のミドルキック連射、ヒザ攻撃、バーナードの腕ひしぎ逆十字固め、ダブルアームスープレックスなどで散々苦しんだ井上だったが、カウンター水車落としで中邑に反撃。
　スイッチした中西は、中邑に逆水平チョップ乱射、串刺しラリアット2連発、ブレーンバスタースラム、ジャンピングニードロップ。そして、アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、中邑は脱出。すぐさまボマイェを放とうとするが、井上がスピアーで飛び込んで阻止。
　中西対バーナードの場面。バーナードの打撃を受けきった中西がバーナードの首を掴む。すると、バーナードも中西の首を掴んで反撃。この直後、ブレーンバスターの投げ合いになり、中西がバーナードを投げ捨てる。そして、中西はアルゼンチンバックブリーカーを繰り出すが、着地したバーナードがパワーボムの体勢に入る。しかし、踏ん張った中西がバックフリップで逆襲。
　井上対中邑の場面。井上が、ジャンピングエルボー、ランニングエルボーで先制。これに対し中邑は、カウンターキックからの腕ひしぎ逆十字固めで反撃。だが、井上は技が極まる前に切り返し、トライアングルランサーで逆襲。
　これをカットしたバーナードが井上を羽交い絞めにすると、中邑のジャンピングフロントハイキックがヒット。それでも井上はカウンタースピアーで反撃に転じ、ダブルアーム式フェースバスター。そして、コーナー最上段に上るものの、バーナードが妨害。
　起き上がった中邑は、リバースパワースラムから井上をフォールするが、中西がカット。その中西の延髄に中邑がハイキックを発射。ヒザをついた中西を、バーナードが羽交い絞めにして「見ろ！」と叫ぶ。
　そして、中西の眼前で中邑のボマイェが井上に炸裂。中邑・バーナード組の勝利となった。
　
　試合後、中西とバーナードが番外戦を開始。中西がカウンター水車落としでバーナードをマットに叩きつけた。しかし、中邑はこの争いに参戦せず、静かな笑みを浮かべて退場した。

COMMENT

中邑「せっかくのチャンスだったのにな。中西御殿じゃねぇや、荒鷲掴みの。膝が欲しいなら、いくらでも食わせてやるぜ」
※バーナードはノーコメント
　
井上「クソッ！オラー！中邑、バーナードに勝って次に繋げたかった。諦めねぇからな！必ずヘビー級で結果を残してやる!」
中西「クソー！得意気になんなよ。次はお前、ボマイェを出した時が、己の最後や！」