ユークス Presents レッスルキングダムIV in 東京ドーム

日時: 2010年1月4日(月) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・東京ドーム
観衆: 41,500人

第6試合 60分1本勝負
レッスルキングダムⅣ スペシャルシングルマッチ NJPW vs NOAH Battle Effusions -Wilderness-

真壁刀義
モハメドヨネ

境界線

レフェリー｜西永秀一

MATCH REPORT

　あとから入場した真壁を、ヨネが花道で急襲。そのまま試合開始のゴングが鳴らされる。
　2人がリングインすると、真壁がパンチ連打などで反撃開始。しかし、ヨネはそれを跳ね返し、ニールキック、ダイビングギロチンドロップ、サッカーボールキック連射、ラリアットなどでさらに攻勢に出る。
　劣勢の真壁は、ジャーマンスープレックスホイップ、ラリアットで反撃。そこから両者は激しくエルボーを打ち合う。
　この直後、ヨネがロープに走るが、真壁はカウンターのダブルスレッジハンマーで迎撃。
　続いて真壁は、ヨネをコーナー最上段に乗せ、スパイダージャーマン。そのままコーナーに上ると、キングコングニードロップを投下。これでヨネを仕留め、完勝を収めた。

COMMENT

真壁「（『終わってみれば圧勝だったが?』）圧勝に決まってんだろ？やる前から決まってんだよ。(チェーンも)使わねぇよ、バカ！使う意味がねぇだろ？そこまで追い込まれてねぇよ。俺はよ。（花道で襲われた事について）あ、おもしれぇんじゃね？わかってんじゃん！野郎も真っ向勝負？やったらヤベェのわかってんだろ。アイツは（GHC）タッグのチャンピオンだろ？でもこちとらよ、シングルでブイブイ言わせてるんだよ。やりまくってるんだよ！そんな人間にダッチワイフがなんか用があんのかよ？今日俺が寸分でも負けると思ったか？俺には天下獲りが待ってるんだよ！あと言いたい事があるんだよ。今日で、ヨネは終わりだろ？オイ、ノアの上位陣さんよ、フロントさんよ。『次は俺だ』なんて、くだらねえ事抜かすのは止めてくれよ。だったら、最初から名乗り上げてこいよ。だからよ、ヨネ？たいしたもんだよ。俺の呼びかけに応えて、ウチのリングに上がってるんだよ。東京ドームだぜ？どこの団体がやってるんだよ？新日本だよ。ただ、俺は何度も言ったろ？上の方からよ、アグラをかいて高みの見物？そのオバカさんたち、ノアのクソレスラー達にわからせてやろうか？次、俺の出番どこだよ、言ってみろ?(アナウンサーが『１月９日から始まるノアのグローバルタッグリーグです』と答えると）そうだな。グローバルタッグリーグ？たいそうな名前つけやがって。俺はよ、オメェらみたいに図体ばっかりデカくて、腰の引けてる、単なる力持ちのお兄ちゃん達に現実を見せてやるからよ！ただ、そこで俺達が優勝したらどうする？俺がノアのキャプテンになってやろうか？少々手荒いけどよ、ケンカの買い方くらいはよ、テメェらに教えてやるからよ！覚悟しておけよ！ ……いいか？ノアのオバカさん達、ノアのフロントのオバカさん達、ノアのファンのオバカさん達！いいか、現実をよ、見届けに来いよ、コノヤロー。そんだけだよ！」
　
ヨネ「（『初の新日本への殴り込みが、少々ホロにがい正月になってしまったが?』）ま、しょうがないっすね。どっちかが勝って、どっちかが負ける……避けようがない事ですから。今日はたまたま負けたけど。終わりにするつもりもないし。真壁選手も最初は『なんの因縁もない』って言ってたけど、俺が『よし、やってやる』と応えた、そこで因縁は生まれてるんですよ。そういうものは一回の闘いで終わる事はない。試合をしたら、もう一丁となるじゃないですか。永遠に終わりはないですよ。そこはライバルとして握手するまで、終わりはないんじゃないんですか？ウチのタッグリーグ戦にも来るみたいだから、そこでももう一回闘うし、キッチリとカタはつけますよ。（『真壁と闘ってみた印象は?』）ま、パワーもあるしね、パフォーマンスもいいものを持ってる。いい選手だと思いますよ。あの雪崩式のジャーマンみたいなヤツ(スパイダージャーマン)？俺はダメージが蓄積しない方なんですけど、あれは効きましたね。ま、次やったら、わからない。（『2010年の目標は？』）一つできましたね……真壁を潰すっていう。あとは、新日本とは対抗戦だと思ってるから、交流戦ではないから。ブーイングなんてクソ食らえっていうか。いつでも殴り込んでやりますよ。今日はやっちまったなという気持ちですが、次からはこうはいかない。（『新日本のリングの感想は？』）俺はもともと師匠が新日本の藤原喜明さんなんでね。そういう意味で、残念ながら今日は感慨深いという部分はなかったけど（笑）。そういうもんじゃないなって。ノアの看板を背負ってきてるし、負けたらノアやファンの人に申し訳ない気持ちもある。俺のスタイルから行くと、弾よけも持たずに、どんどんマシンガンの中に飛び込むみたいなものが好きだしね。（『次はホームリングでの対戦となるが?』）熱くなっちゃうかもしれないよね。タッグチャンピオンとかも関係なく、個人的な闘いになっちゃったら申し訳ないですけどね。守らなきゃいけないものがまた大きくなりますよね」