ユークス Presents レッスルキングダムIV in 東京ドーム
- 日時
- 2010年1月4日(月) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 41,500人
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第4試合 30分1本勝負
レッスルキングダムⅣ スペシャルタッグマッチ Blood Stream Blueレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
曙対TAJIRIの場面。曙が串刺しランニングボディアタック、エルボードロップ、ベアハグとラッシュ。さらに、タッチを受けた永田も「どうした、来い、来い!」と言いながら打撃技でTAJIRIに追撃する。
永田対田中となり、田中がエルボー連打、ジャンピングエルボー。これに対し永田がエクスプロイダーで反撃すると、エルボーの打ち合いになる。そこから永田 が張り手を見舞うと、田中はラリアットですぐに反撃し、スライディングD。だが、永田もタイナー、エクスプロイダー、垂直落下式ブレーンバスターですぐに 逆襲する。
続いて曙がジャンピングボディプレスで田中に追撃。そして永田は、曙のアシストを受けてマジックスクリュー。さらにTAJIRIに腕固めを極めるものの、田中がカット。
続いて永田と曙は連携攻撃を狙うものの、リング下にいたセコンドの邪道が、永田の脚を引っ張って妨害。この連携の乱れを突き、TAJIRIが曙にグリーンミストを噴射。
それでも永田は、バックドロップでTAJIRIを投げ捨てようとする。しかし、今度はエプロンに立った外道がTAJIRIの手を掴んで妨害。そして TAJIRIは永田のバックドロップを押し潰し、その顔面へグリーンミストを噴射。視界を失った永田に田中がスライディングDを見舞うと、TAJIRIが バズソーキック。これで永田をダウンさせ、3カウントを奪った。
COMMENT
TAJIRI「ま、2010年は、ストロングスタ イル崩壊元年になるんじゃないですか? 試合前の煽りVでアメリカかぶれとか言ってたけどさ? ただ、僕が試合前から思ってたのが昨日の会見で『負けたら罰ゲームやる』って言ってたでしょ? ファンの皆さんから罰ゲームを募集しようかなって(笑)」
田中「おもしろいねぇ(笑)。あんだけデカイこと言うたんやから。やってくれるんちゃうか?」
TAJIRI「皆さん、アイデアないすか?」
田中「(テレ朝のアナウンサーを見て)お前、何か言いたそうやな?(『……1.4のスカッとしたプロレスを求めてきたファンからブーイングを送られたが?』)いや、声援送られてたよ!(笑)。帰るときなんか大声援やったよ」
TAJIRI「アナタ、マスコミ失格!」
田中「お前、試合見てへんやろ!」
TAJIRI「この人、ずっとここ(コメントルーム)にいたんじゃないの?(『しっかりとブーイングだったが?』)アナタ、どっか行きなさいよ。そんな、報道に携わる人がそんな偏屈な目で見ていていいの?」
田中「平等にいかなあかんでホンマ」
TAJIRI 「テレ朝の吉野(アナ)のおっさんとかさぁ〜。僕ら、何言われたっていいけど。マスコミとしてよくないよ。僕の友達が(新日本寄りの報道を)『気持ち悪 かった』って言ってたもん。マスコミは言葉に携わる仕事でしょ? それがあんなヒドイ言葉ばっかり吐くなんて、ラーメン屋さんが毒入りのマズイラーメンを出すのと一緒ですよ! 商売に対する冒涜ですよ。(『お二人は2010年もこのスタイルで……』)ヘヘヘヘヘ! 質問変えてんの」
田中「これが持ち味やから。昨日の記者会見で永田が言ってたよ。毒霧吐いても、竹刀持ってきてもかまへんと。それがわかっててやられたんだから」
TAJIRI「普通のこと言ってるだけですよ。罰ゲームだって、自分で言い出したんじゃん?」
田中「よし、完勝!!」
TAJIRI「お酒でも飲みに行きますか(笑)」
曙「悔しい……その一言です。キチッと呼んでいただいて、責任を果たせなかった……もう一回です。このタッグをもう一回やらせていただきたいですね。この次は必ず暴れますから」
永 田「向こうの気持ちを聞いた方がいいんじゃない? 竹刀と毒霧を持たなきゃ対抗できないというから、ご丁寧に仲間まで使ってきやがった……いまごろクアーズビール(新日本プロレスのスポンサー)でカンパイ してるんじゃねぇか? 新日本の永田裕志をアイテムを使って倒した。天下を獲ったような気分じゃないのか?(『田中とTAJIRIは罰ゲームをやってもらおうじゃないかと言って いたが?』)おう、受けてやろうじゃねぇか? なんかいい罰ゲームある? 『東スポ』さんとか? (東京スポーツの記者が「銅像になるとか……」と答えると)それですか……銅像にどうせなるなら、地元の(千葉県)東金市あたりで。地域に支えられてここ まで来た僕ですから。ま、それはそれでいいや! (曙に)悔しいね!!」
曙「悔しいっす!」
永田「正々堂々ぶつかって、敗れ去った時の充 実感のある試合を体験してるだけに、消化不良な悔しさはある。(『ファンは罰ゲームよりも、リベンジが見たいという気持ちだと思うが?』)その舞台作れ よ! おお? 正面からTAJIRI、受け止めてやるよ。ただし、やるからにはどうなっても知らないから。(今後について)横綱も忙しいから。今日、幸先いいスタートを きれれば横綱も出てくれたかもしれないけど」
曙「力不足です……」
永田「でも、力を出しきって跳ね返されたわけじゃないすから。でも、あ れが精一杯だろ? 精一杯背伸びして俺の前に立ちはだかったんだから、キッチリ返させてもらいます! TAJIRI、いつでもいい。明日でも。向こうの指定するリングでもいい! WWEのPPVでも組んでくれねぇかな? TAJIRIの力で……そりゃ無理 か(笑)。(『シングルでのリベンジか?』)てっとり早いんじゃない? でも、一騎打ちと言ってもまた連れてくるだろうし。横綱に迷惑かけちゃいけないし……」
曙「いや、僕もムカムカしてるんで」
永田「横綱に火種を残してくれた。まだ新日本で暴れてもらえるかな? いい火種でした。我々、タッグチーム“ブルーマウンテンズ”の嵐の船出でした」