Circuit2009 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2009年12月2日(水) 18:30開場　19:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館・第2競技場
観衆: 1600

第3試合 20分1本勝負

田口隆祐
AKIRA

プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー

境界線

11分42秒　どん→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

田口とライガーの先発で試合が始まると、場内が大きな歓声に包まれる。両者は激しいポジションの奪い合いで互角の勝負を展開する。
　デヴィット対AKIRAの場面。デヴィットと田口がクイックタッチを駆使し、AKIRAの腕に集中砲火を浴びせる。
　田口対ライガーの場面。ライガーがAKIRAとのダブルショルダータックルで田口を場外に追いやり、スライディングキック。そして、そこからAKIRAと共に田口のヒザへ集中攻撃を開始する。
　それでも田口は、自分を羽交い絞めにするライガーへ、AKIRAのドロップキックを誤爆させることに成功。そして、AKIRAにドロップキックを浴びせてデヴィットとタッチ。
　デヴィットは、うずくまるライガーを踏み台にして、AKIRAにドロップキック。そして、エプロンからの延髄斬り、ミサイルキックでライガーに追撃。さらには、背後からライガーの頭を飛び越えて着地し、オーバーヘッドキック。
　続いてデヴィットは、コーナー最上段に上ってダイビングフットスタンプ。しかし、かわしたライガーが掌底で反撃。
　田口対AKIRAの場面。田口がラ・マヒストラル、回転エビ固めをすり抜けての低空ドロップキック。
　ここでデヴィットもリングに入り、田口を踏み台にして串刺しエルボー。続いて田口もデヴィットを踏み台にしてドロップキックを発射。しかし、AKIRAはこれをかわし、同時にデヴィットへ低空ドロップキックを浴びせる。
　今度はライガーが乱入し、田口へ串刺し掌底。そして、AKIRAがムササビプレスから田口をフォールするものの、デヴィットが低空ドロップキックでカット。
　そのデヴィットをライガーがプランチャで分断すると、AKIRAは再びコーナー最上段に上ってムササビプレス。しかし、田口は両ヒザを立てて防御。
　それでも串刺し攻撃を狙ったAKIRAだったが、かわされてしまいコーナーに激突。すると、デヴィットがエプロンに駆け上がって延髄斬りで追い討ち。すかさず田口が、どどんからの片エビ固めでAKIRAから3カウントを奪った。
　
　試合後、会心の勝利をあげた田口＆デヴィットは、両手をあげて観客の声援に応える。
　ところが、突如として邪道が乱入し、2人を襲撃。邪道はデヴィットを蹴散らすと、田口のヒザにイス攻撃。悲鳴をあげながら苦しむ田口の姿を目の当たりにし、会場内が凍りついた。

COMMENT

デヴィット「(※コメントブースで膝を押さえてうずくまる田口に向かって)田口、大丈夫？邪道、今日は田口がやられてしまったけど、もうそんな事は気にしない。明日で絶対に取り戻して、いよいよ明後日(12/4大阪)、邪道、外道、僕達との最後の勝負にしてやる。どんなに汚い手を使おうが、どんなにこずるい事をしようが、僕達には関係無い。とにかく明後日、邪道、外道からこの(IWGP Jr.タッグの)ベルトを守ってみせる。足、大丈夫？気にする事は無いよ」
田口「……オーケー。大丈夫、片足があれば大丈夫よ。ちょうど、これで五分五分でしょ。外道がおかしくなった分、これでちょうどいいハンデだと思います」
　
※ライガー、AKIRAはノーコメント
　
※試合後、田口を襲撃した邪道のコメント
邪道「(田口の膝を破壊したイスを見せつけ)オイ！見ろよ、このイスの金属の曲がり具合。折れてねぇにしても、ヒビぐらい入ってるだろうよ。動けねぇんじゃねぇか、あの野郎。もう返上して、俺らに素直に渡した方がいいんじゃねぇか。こっちも楽だけどよ、オメェももうやりたくねぇだろ。そろそろよこせ、こっちにベルトを。明後日まで待つ必要ねぇだろ。今日返上しろ、今から。分かったか！」