Circuit2009 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2009年11月22日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 栃木・雀宮体育館
観衆: 1100

第5試合 30分1本勝負

棚橋弘至
AKIRA

後藤洋央紀
蝶野正洋

境界線

14分08秒　ハイフライフロー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　後藤と蝶野のマッチアップで開始のゴング。両者への声援が飛びかう中、後藤はヘッドロック、ショルダータックル。蝶野はカニばさみで倒すも、後藤はすぐにロープエスケープ。
　棚橋対蝶野の場面。蝶野は自ら「チョーノ！」コールを扇動し、大声援の中、棚橋とグラウンド勝負。スイッチしたAKIRAは、後藤に蝶野との合体ショルダータックルからスライディングキック。続くトペスイシーダは、後藤がリング下からのエルボーで迎撃。
　棚橋は、AKIRAに後藤との合体ショルダータックルから太陽ブローを乱射。AKIRAが反撃すると、すぐさまエルボースマッシュでお返しする。
　後藤は、エルボードロップからブレーンバスターでAKIRAを投げる。そして、棚橋がサマーソルトドロップからAKIRAをフォール。自力でキックアウトしたAKIRAは、後藤との張り手合戦に挑むも、打ち負ける。そして、後藤はバックドロップで追撃した。
　劣勢のAKIRAは、後藤の攻撃を避けてDDTで逆襲。スイッチした蝶野は、後藤にダイビングショルダー、ケンカキック。さらにシャイニングケンカキックからフォールするも、カウントは2。そして、蝶野が後藤にSTF、AKIRAが棚橋にオールド・ボーイをそれぞれ極める。
　自力でロープエスケープした後藤は、蝶野をブレーンバスターで投げて棚橋のもとへ。棚橋はエルボー連打。すると、蝶野は串刺しシャイニングケンカキックで反撃してAKIRAとタッチ。
　AKIRAはドロップキック、フライングラリアット、ミサイルキックとスパート。棚橋のドラゴンスリーパーは、蝶野がカットし、そのままトレイン攻撃へ。そして、AKIRAがシャイニング延髄斬りからムササビプレス。
　これは後藤のカットが間に合うと、再びコーナーへと上ったAKIRAに後藤が牛殺し。そして、蝶野をプランチャで分断すると、リング上では棚橋がAKIRAにスリングブレイド。最後はハイフライフローでダイブし、AKIRAから3カウントを奪取した。
　
勝利者賞：菱沼郷選手（アマチュア格闘家）

COMMENT

後藤「今年、最後のシリーズ……魅せるよ。客を魅せる（と言い残して去る）」
棚橋「この開幕戦までにさ、俺が何してたと思う？悔しくてさ。この間のタイトルマッチ（11/8両国）の結果が悔しくてな。毎朝、毎晩、悶絶してたよ！なかなか気持ちを持って行けなかったけど、シリーズが始まってしまって、TAJIRI戦（12/5名古屋）も待ってるからさ。明日の後楽園、TAJIRI 戦があるから。この俺が悶絶していた時間を、ぜんぶTAJIRIにあげるよ。TAJIRIという選手は色々あるかもしれないけど、俺は特殊だからさ。ぜんぶ受け止めるよ。そうしたら俺の中にスッポリ入っちゃうかもしれない。明日、楽しみですよ」
　
※蝶野、AKIRAはノーコメント