クアーズライト Presents DESTRUCTION’09 – 東京・両国国技館 – 第3試合 30分1本勝負

クアーズライト Presents DESTRUCTION'09

日時: 2009年11月8日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 7500

第3試合 30分1本勝負

中西学
AKIRA

金本浩二
獣神サンダー・ライガー

大森隆男
蝶野正洋

境界線

09分44秒　アルゼンチンバックブリーカー

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

AKIRA対金本の場面。金本がキック、エルボー、ソバットと打撃の速射。これに対しAKIRAは、カウンタードロップキックで反撃。
　だが、金本は大森のアシストを受け、AKIRAに顔面ウォッシュ。意地でAKIRAが立ち上がると、カウンターローリングソバットで追い討ち。さらに、中西もリングに飛び込み、なぜか赤コーナーめがけてダッシュ。そして、たっぷり助走をつけた串刺しラリアットを浴びせてAKIRAに尻餅をつかせる。すると、すかさず金本が締めの1発をお見舞いした。
　中西対ライガーの場面。ライガーのチョップを全て受け止めた中西が、たった1発のチョップで逆転。しかし、ライガーは中西のラリアットをかわし、掌底。これに対し中西は、ライガーをネックハンギングツリーで持ち上げると、そのまま放り投げてコーナーポストに激突させ、アトミックドロップで追撃。
　ここからライガーが中西組に捕らえられ、ローンバトルを強いられる展開になる。なかなか反撃の糸口を掴めないライガーだったが、大森のダイビングニードロップを自爆させると、中西のブレーンバスターを逆に投げて逆転。
　蝶野対大森の場面。蝶野がカニばさみからSTF。だが、続いてのケンカキックはライガーに誤爆してしまう。
　AKIRA対中西となり、AKIRAがドロップキック、延髄斬り、低空延髄斬り、ミサイルキックとラッシュ。
　これに対し、中西は逆水平チョップからアルゼンチンバックブリーカーで反撃。しかし、これをライガーたちがカットに入り、ライガーのランニング掌底、蝶野のケンカキック、AKIRAのムササビプレスという波状攻撃が中西を襲う。
　それでも中西は、合体ブレーンバスターを狙う蝶野とライガーを逆に投げ捨て、AKIRAには水車落とし。そして、大森とのワシントン条約からアルゼンチンバックブリーカーを極め、AKIRAをギブアップさせた。

COMMENT

大森「なんだかんだ言って、一番気になるのは、今日のIWGPタッグのベルトの試合の結果。俺は挑戦者に名乗りをあげたい。俺はもう一度、IWGPタッグのベルトを巻きたいよ。こんな頼もしいパートナーがこうしている。最後、合体技が決まったら、ガッチリ担いでくれる。こんなパートナーいねぇよ」
中西「どっちにしてもよ、日本のタッグベルトやないか？　日本人が巻かなくてどうすんねん？　だから、今日は試合をじっくり見させてもらうよ」
大森「なんかTNAでは天井につるされたりして、おもちゃにされてるんだろ？　冗談じゃねぇよ。あのベルトは俺たちが巻いて、そしてもっと輝きを増すんだろ？　どう考えても間違いないよ」
中西「ベルトが誰の腰に巻かれたいか？　あいつら泣いとるぞ。ま、じっくり見させてもらうぞ。おまえらが世界最高ゆうなら、見せてみい。それを上回る試合をやったるから」

AKIRA「何だあいつ。ベイダー思い出した。ビック・バン・ベイダー」
蝶野「AKIRA大丈夫か?」
ライガー「中西に言っとけ。今度はシングルやってやるよ！」