Circuit2009 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2009年10月25日(日) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 山形・山形市総合スポーツセンター・サブアリーナ
- 観衆
- 1800
-
第4試合 30分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
棚橋対永田になり、両者への大コールが館内を包む。そんな中、棚橋が永田のフロントハイキックをかわしてドロップキック。しかし、永田もすぐにフロントハイキックを棚橋に見舞った。
長州対永田になり、永田が長州をキック連打で自軍コーナーに押し込むと、青義軍は3人総出でトーキック連射。
続いて井上の串刺しスピアーを浴びた長州だったが、ブレーンバスターでお返しした。
中盤、タイガーが青義軍に捕まる展開となるものの、永田のブレーンバスターを着地して回避。そして、ドラゴンスクリューで永田に反撃して、長州とタッチ。
永田は、長州のリキラリアットをフロントハイキックで迎撃。しかし、2度目のリキラリアットを被弾。すかさず長州がサソリ固めを極めるものの、平澤がカットする。
棚橋対井上の場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー連打、フライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ローリングセントーンと一気に畳み掛ける。
これに対し井上は、カウンタースピアーで突破口を開き、スタガリンブロー、トライアングルランサーで逆襲。
棚橋対平澤の場面。永田組が棚橋にトレイン攻撃を敢行。そして、平澤がジャーマンスープレックス、ヒラボトムで追撃。
だが、棚橋はスリングブレイドで反撃してフォールへ。これは永田たちのカットが間に合うものの、長州たちもリングに入って2人を分断。
最後は、棚橋が変型ファルコンアロー、ハイフライフローと繋いで平澤を仕留めた。
COMMENT
タイガー「そうですね。かつて、棚橋弘至がIWGPヘビーのチャンピオンで、タイガーマスクがIWGP Jr.のチャンピオンだった。やはり輝いている、リングの上で一番輝ける人間がベルトを持たないと」
棚橋「いいこと言います、そういう事ですよ」
タイガー「頑張りましょう!」
棚 橋「頑張りましょう。(タイガーが引き上げた後)相変わらず、中邑のリアクションは薄いな。たださ、それでもやる気が出てくるというのはやっぱり。毎日プ ロレスって何処までいけるんだろう、どんな盛り上がりを出来て、どんなお客さんが集まって、俺たちレスラーはどうなっていけるんだろうって思い描くと、ど んな状況でも無限のやる気が沸いてくるんだな。チャレンジャーは“アイムレディ”ですよ。ウス」
※長州はノーコメント
井上「今日は負けたけどな、この悔しさ、今まで負けた悔しさ、明日全部ぶつけてやる。俺は以上だ!(と言って立ち去る)」
平澤「アァー、クソッ!」
永田「それだけか? 何が悔しい、言ってみろ」
平澤「全てですよ。結果が全くついてこない。棚橋弘至、欠場してた人間だよ。俺は永田さんに叩かれ叩かれやってきた。それがこのザマですよ。それが悔しいですよ、自分自身に」
永 田「ならば、それを全て出せ。リングで出して、初めて主張が出来るんだよ。(俺のG1)タッグのパートナーも井上に取られた。テメェに残されてるものはな んだ、言ってみろ!(と言って平澤の髪の毛を掴んで顔面を張る)怒りだろうが! 怒れ、もっと。悔しさ、怒り、全部吐き出せ!」
平澤「吐き出しますよ!」
永 田「吐き出せ! 俺に言うな。俺に言う前に全て世間に届かせろ。それしかねぇだろ、勝ち上がるのには。そうだろ。違うか? 俺に当てつけるな。対世間だ、分かってるな。お前に変化は見えるよ。目に見えない変化は見えてるよ。だけど、これで満足するな。お前にはまだ出せるものが たくさんあるはずだ。井上以上の可能性を持ってるんだよ。毎日のように怒り、悔しさ、全て出せ、分かったな!」
平澤「ハイ!」
永田「シリーズが終わっても、お前の変化を見てるから」
平澤「ハイ! (永田が引き上げた後)オイ! 毎日毎日、言っとくけど、俺はダメ人間なんかじゃねぇんだよ!」