Circuit2009 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2009年9月27日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆: 7500

第5試合 30分1本勝負

田中将斗
プリンス・デヴィット

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

先発はデヴィットと外道。デヴィットのエアプレーンスピンで目が回った外道が、敵軍コーナーに戻ってしまい、追撃を受ける。
　田口対邪道の場面。邪道にドロップキックを浴びせた田口だったが、ショルダースルーで場外に転落。すかさず外道が田口を捕らえ、鉄柵に叩きつける。これで田口は失速し、コンプリートプレイヤーズの集中砲火にさらされる。
　ローンバトルを強いられ、まったく反撃できなかった田口だったが、邪道のラリアットをかわして外道に誤爆させ、邪道へ延髄斬り。ようやく後藤とタッチする。
　後藤は、昇天の体勢に入るが、邪道がスモールパッケージホールドで切り返し。すると、今度は後藤が牛殺しの体勢に入るが、田中がトラースキックで妨害。
　後藤対田中の場面。両者のラリアットが3度相打ちとなるが、後藤はカウンターラリアットで田中をなぎ倒した。
　デヴィット対田中の場面。田中がデヴィットをロープに振る。しかし、デヴィットはその勢いを利用し、リング下の邪道と外道へノータッチトペコンヒーロ。すかさず、田口がミサイルキックで田中に追撃。そしてデヴィットも、ミサイルキック、ダイビングフットスタンプを田中に浴びせて続く。
　ここでデヴィットはロープに走るが、リング下の邪道が脚を引っ張って妨害。それでも田中を丸め込んだデヴィットだったが、跳ね返されてロープ際へ行くと、邪道の竹刀攻撃を食らってしまう。
　スピンキックキックで反撃したデヴィットだったが、田中は垂直落下式ブレーンバスターで反撃。そして、最後はスライディングDで勝負を決めた。

COMMENT

田中「見た通りやっちゅうねん！なんか最後に田口が色々言うてたけど、1対1どころか3対3だって勝てないのに。誰が俺に勝てるっちゅうねん？ちょっとでも抵抗してから言ってみぃ！何度やってもな、アイツらが俺に勝つなんて、これっぽっちでも可能性ないけどな。（『田中選手と闘う資格が無いと？』）おぉ、お前らコメント聞きに向こう (後藤組)へも行くんやろ？『田中さんがこう言ってました』って、お前言ってこいよ、ちゃんと！」
外道「話はそれからだな！」
邪道「あとよ、田口とデヴィット、(IWGP)Jr.タッグチャンピオン？笑っちまうよ。今日も試合して確信できたよ。いつでもベルトを獲れるよ、アイツらから。アイツらから引きずり下ろしてよ。すぐにでも俺たちがベルトを巻く絵が見えるだろ？（田中が）世界ヘビー級チャンピオン、俺たちはIWGP Jr.タッグチャンピオン、チャンピオントリオでこれからも突っ走るぞ！」
外道「完膚なきまでの勝ち方だよ！コンプリート・プレイヤーズだからよ、完璧な勝ち方だ！」
邪道「何の文句もねぇはずだ！」
　
デヴィット「僕たちはジャドウ、ゲドウのやり方は分かっていた。それはジャドウ、ゲドウの手かも知れないけど、僕たちの方が実力は上のはずだ。ただ、今回、汚いタナカが入ったおかげでApollo 55の本来の形が崩れてしまった。こうなったら、Apollo 55とジャドウ、ゲドウで闘って、Apollo 55が偉大なチャンピオンである事を証明しなければならないだろう。次のG1タッグリーグ、僕たちは彼らを倒して証明する必要がある」
後藤「アァー、クソったれが。シックスメン(タッグマッチ)なんてやってられっか！アイツ(田中)、何かのチャンピオン（世界ヘビー級王座）なんだろ？アイツなんかには1対1だったら絶対に負けねぇ、絶対に負けねぇよ。お前のベルトも俺が奪い取ってやるから。1対1でやってみろって！」
田口「向こうにちょっと華を持たせただけですよ。邪道、外道に興味は無い。僕らが狙っているのはIWGPタッグのベルト。そのために、次のG1タッグにまずエントリーして、優勝を狙う。優勝して、誰もが認める挑戦者として、IWGPタッグのベルトを取り返しに行く。それが僕らの目標。邪道、外道がいくらアピールしたところで、僕らの眼中には無いから。あくまでもヘビーのタッグのベルト。二冠ですよ」