Circuit2009 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2009年9月26日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 兵庫・姫路みなとドーム
観衆: 1000

第5試合 30分1本勝負

蝶野正洋
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

タイガーマスク
ジャイアント・バーナード

境界線

12分44秒　シャイニングケンカキック→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

先発はタイガーとアンダーソン。アンダーソンは、自ら「タイガー」コールを誘うと、タイガーに手を差し出す。タイガーが応じると、その手を上げて2人でアピール。次の瞬間、攻撃を仕掛けるも、読んでいたタイガーが逆襲。タイガーはアンダーソンを場外に落としてフィンタで華麗に舞った。
　蝶野対バーナードの後、タイガー対アンダーソンとなり、タイガーはドロップキック、パンチ。ここで控えのバーナードがタイガーを捕まえると、アンダーソンがボディスラム、ニードロップで追撃。バーナードは高角度のボディスラムでタイガーを投げ、すぐにアンダーソンとスイッチ。バーナードがこれを繰り返すと、アンダーソンは3度目の時に、リング下へ降りてタッチを拒否。
　バーナードはタイガーを対角コーナーに叩きつけ、コーナープレスへ。タイガーはこれを両足でブロックし、蝶野のもとへ。だが、ここから蝶野が捕まる展開となり、足攻めに苦しむ。それでも蝶野は、アンダーソンにトーキックを見舞い、タイガーとタッチした。
　タイガーはダイビングボディアタック、ローリングソバット。さらに回転十字固め。対するアンダーソンはDDTで突き刺してタイガーをフォール。
　キックアウトしたタイガーは、アンダーソンのダイビングセントーンを回避して619。さらにアンダーソンの攻撃をバーナードに誤爆させると、蝶野がダイビングショルダーでアシスト。バーナードはフロントハイキックを放つも、かわされてしまい足がトップロープにかかってしまう。すると、控えのタイガーがロープを激しく揺らし、バーナードは急所を痛打した。
　その間、蝶野がアンダーソンにSTF。カットに来たバーナードのエルボードロップを誤爆させると、バーナードにタイガーが低空ドロップキック、蝶野がシャイニングケンカキック。
　タイガーはアンダーソンに619。最後は、蝶野がシャイニングケンカキックでアンダーソンを仕留めた。
　
　試合後、タイガーはバーナードに向かって翌日の9/27神戸大会で勝利する事を宣言。バーナードが背を向けると、ローリングソバット、鉄柵攻撃で追撃した。

COMMENT

蝶野「今シリーズも2回組んでるし、タイガーとのタッグが分かってきた。なかなかタイガーのスピードとか、試合の組み立てが分からなかったんだけど。そんな中で、今日はうまくできたと思う。タッグリーグ戦があるなら、俺はタイガーと出たいよ。（9/27神戸のタイガー vsバーナードについて）バーナードも、たぶん自分が思っているような試合はできないと思う。やってみないと試合の結果は分からないけど、今までにバーナードがやってきたような試合にはならないと思う。逆に、ある意味では新しいバーナードが見られるチャンスかもしれないしね。それはタイガーも一緒。パワーファイターとやりあう“ニュータイガー”が見られるかもしれない」
タイガー「蝶野さんも言われた通り、僕も蝶野さんの息が分かってきてるというか。やはり蝶野さんはバックにいると、全てにおいて安心ですよね。明日のバーナード戦は、彼がどこまで自分のスピードについて来られるか。もしくは、彼が自分（タイガー）のスピードをどうやって食い止めるか？それにかかっていると思う。僕は今までにない試合になると思いますよ。バーナードが泡を食う試合になるんじゃないかと。今シリーズ、（前哨戦を）かなりやっていたけど、正直言って当たる回数があまり多くないというのは確かだし、向こうが一方的に攻めているというのがあるから、イマイチ掴みづらい部分はあると思う。だけど、勝てないことはないと思います。自分の中で（試合を）イメージしてるんで。何回も言いますけど、僕は神戸のファンに夢を与えます」

※バーナード、アンダーソンはノーコメント