Circuit2009 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2009年9月14日(月) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 埼玉・秩父市文化体育センター
- 観衆
- 1100
-
第3試合 20分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
永田対矢野の場面になり、永田が平澤とのダブル股裂き攻撃からレッグロックを極める。これで矢野がロープエスケープするが、永田は「何がブレイクだ!」と叫んでストピングを浴びせる。
この直後、平澤が矢野と石井に捕まり、ダーティーファイトによって劣勢に追い込まれる展開となる。矢野と石井に代わる代わる攻められ、まったくいいところのない平澤だったが、石井のラリアットを矢野に誤爆させ、スピアーで石井に反撃し、脱出成功。
スイッチした永田は、ミドルキック、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで石井を攻め立て、乱入した矢野もキックで一蹴した。
平澤対矢野の場面。平澤が矢野へドロップキック、スピアー。そして、エルボー合戦からジャーマンスープレックスを決め、永田のアシストを受けてヒラボトムからのナガタロックIIを極める。すかさず永田もアンクルホールドを同時に極めるが、石井がカット。
この直後、平澤がロープに走ると、リング下の石井が足を引っ張って妨害。すかさず矢野がスピアーをヒットさせる。
ここから矢野と石井は、合体フェースクラッシャー、ラリアット&スピアーという好連携で平澤を圧倒。最後は矢野が鬼殺しで平澤の息の根を止めた。
試合後、永田と石井が激しい番外戦を開始。ゴングが激しく乱打される中、岡田と吉橋がなんとか2人を分けた。
COMMENT
※矢野はノーコメント
永田「平澤、途中まではいい。畳みかけがダメだ。(※平澤の顔面を張って)一番の悔しさを出せ! 分かった?」
平澤「ハイ。永田さんと組んで、G1タッグで去年の借りをゼッテェ返してやるよ!」
永 田「(『9/27神戸で井上とタッグを組む事になったが?』)まぁ、ちょっと前からそういう話を聞いていたし、S・S・マシンから。昨日闘って、俺の叩き 潰しぶりを見て、再度アイツと組んでやってくれというのは聞きました。ただ、俺と組んだって、アイツのダメな部分をカバーするとか、アイツを伸ばしてやる とか、そんな事は一切しない。平澤もそう、ダメだったら殴り飛ばす。それでも平澤は歯を食いしばって、1年間、ダメなりに俺についてきた。平澤はまだ若手 だからいいよ。井上は(平澤より)先輩だから。俺に叩き潰される屈辱に耐えられるかどうかだな。あの世代は10年やってるわけだろ。昨日なんかヤングライ オンの『夢☆勝ち』みたいな試合だよな。あれは屈辱だったはずだ。でも、現状がそうだからしょうがない。その屈辱に耐えて、前に出ようという意思、決意が あるなら、組むのはいいよ。けど、俺の横にいても安心できねぇぞ。平澤といい、井上といい、俺は不良債権と組んでるわけじゃないんだから。井上というの は、このままで終わりたくないという思いが強いし、アイツの若い頃を見てきて頑張って欲しいと思う。そこで俺を裏切らないでくれれば。さっきも(井上の) 第2試合を見たけど、何かに迷っている。迷宮というか、落とし穴というか、アリ地獄にはまっているというか。何かに繋がれている苦しさを感じるよね。自分 の手足を縛っているものを抜き取るのが自分の力だから。結局どうしたいんだって。勝ちたいんだろ、井上は。ここぞって時にカバーに行ってねぇんだよ。ハッ キリ言えば勝ちに行ってねぇんだよ。そういうものは、俺の横にいたら味方であろうと思いっきり蹴飛ばすから。その覚悟があるか、もうちょっと見たいよね。 アイツの決意が本物なら、俺も組むのは本望ですよ。立ち上がりたいと思ったら、自分の力で立ち上がるしかない。井上に大切なのはそこですよ。もちろん平澤 もそう。新日本の人間はみんなそうやって立ち上がってきている。井上を信じたいですよ。今言えるのはそれだけ」