Circuit2009 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2009年9月12日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 千葉・東金アリーナ
観衆: 2600

第5試合 30分1本勝負

中西学
AKIRA

大森隆男
蝶野正洋

境界線

11分11秒　ヘラクレスカッター

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

試合開始前、永田克彦がリングに登場し、志賀直温東金市長を通じて社会福祉委員会へ寄付金を贈呈。永田はそのまま解説席へと座った。
　
　故橋本真也さんの長男である橋本大地さんが蝶野、AKIRAのセコンドについた。蝶野、AKIRAは先制攻撃を仕掛け、中西、大森を場外へと追いやってリング上を占拠。AKIRAはリングインした大森にインディアンデスロック。脱出した大森は、張り手で反撃し、中西がコーナー上から手刀を落として続く。
　 AKIRA対大森の場面。大森はフルネルソンバスターからダイビングニードロップ。AKIRAは回避し、スライディングキックで追撃。スイッチした蝶野は、場外でいたぶった後、大森の脚を集中攻撃。動きの止まった大森に、トレイン攻撃。これを回避した大森は、蝶野にフライングニールキック、AKIRAにバックドロップ。
　タッチを受けた中西は、AKIRAにボディスラム、蝶野にブレーンバスタースラムからのジャンピングニードロップ。対する蝶野も、中西にマンハッタンドロップからシャイニングケンカキック。そしてSTFで捕獲すると、AKIRAも大森をオールド・ボーイで押さえ込む。
　自力でロープエスケープした中西に、AKIRAはミサイルキック。立ったままで耐えた中西に今度は延髄斬り、低空ドロップキック。蝶野がシャイニングケンカキックで続き、AKIRAがムササビプレスを投下。フォールは中西がカウント1で返すと、続く合体ブレーンバスターは、中西がフロントスープレックスで投げ返した。
　ここで大森が飛び込んで、AKIRAにアックスボンバー。蝶野には合体ショルダータックルからワシントン条約。最後は、中西がヘラクレスカッターでAKIRAを仕留めた。

COMMENT

中西「いいチョップしてるね、この男」
大森「中西のヘラクレスカッター食らって、AKIRAだか野上だか知らねぇけど、返せるわけねぇだろ。見たか、あの落差。完全に頭がめり込んでたぞ。アイツらは自分のこと知らねぇんじゃねぇか」
中西「まだまだこの男の夏は終わらんみたいやな。俺もやけど」
大森「蝶野の25周年、（10/12）両国。お前のめでたい日は散々な事になるぞ。誰も祝わないかんな」

AKIRA 「いや〜、あの中西と組んで、（9/27）神戸でDRAGON GATEの奴ら（CIMA、ドン・フジイ）と闘うんで。頼もしいっちゅうか、この破壊力なら『ちょっと甘えられるかな』なんてね。で、そのあと、蝶野さんの25周年興行。今後の展開がスゲェ楽しみです。よろしくお願いします（と蝶野と握手して去る）」
蝶野「自分のコンディションはいい仕上がりでできてるんで。ただ、今日の（対戦した）チームは、ベルトを獲ってもおかしくないぐらいの非常にいいチーム。経験もあるし、力もあるし、非常にいいチームですけど、ちょっと足りない部分がある。今日も時間どおりにリングへ上がって来なかったしね。そういうところは少しずつ勉強して行けばいい。試合には負けましたけど、素晴らしい滑り出しができたと思います。（セコンドについた橋本大地さんについて）永田がこっち(新日本)の興行に招待したらしくて。今日、直前にああいう形になって。たぶん、あの歳にしたら、色んな所でこういう場を踏んでいると思うんで、度胸の方はあると思う。あとは体作り。それ一本に絞っていけばいいんじゃないかなという感じはしますね。まぁ、どうしても橋本真也＝IWGPというのが。俺らの世代でもずっとIWGP（ヘビー級王座）を背負って来たのは、三銃士の中でも橋本選手というのがあるんで」