GET OUT OF MY WAY 〜JG20FTW〜

日時: 2009年8月30日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1900

第3試合 30分1本勝負

中邑真輔
平澤光秀

飯塚高史
永田裕志

境界線

10分23秒　ボマイェ→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

永田と平澤の奇襲攻撃で試合開始。2人は飯塚に集中砲火を浴びせ、救出に入った中邑も捕らえて攻め込む。だが、平澤がロープに走った時、リング下の飯塚が脚を引っ張って妨害し、たちまち場外戦が勃発。飯塚は平澤を鉄柵に叩きつけ、イス攻撃。さらに永田も鉄柵に叩きつける。
　リングに戻って飯塚対平澤となり、飯塚がタッチロープを使ったチョーク攻撃。怒った永田がイスを持って入ろうとすると、マーティー浅見レフェリーが制止。これが逆効果となり、平澤はさらにチョーク攻撃にさらされてしまう。
　劣勢の平澤は、飯塚のラリアットをかわすと、ジャーマンスープレックスホイップで反撃。
　スイッチした永田は、飯塚に串刺しフロントハイキック、エルボーと張り手の連打、串刺し飛び膝蹴りと一気に畳み掛ける。
　中邑対永田の場面。永田のフロントハイキックをかわした中邑が張り手。そこからエルボーの打ち合いになり、永田がキック連射。しかし、中邑はその軸足を払ってダウンさせる。だが、永田はカウンターフロントハイキック、バックドロップで逆襲。
　永田からタッチを受けた平澤がリングに飛び込むが、中邑のカウンターフロントハイキックがもろに命中。しかし、平澤もショルダータックルで反撃し、永田の延髄斬りをアシストにしてヒラボトム。そして、中邑をナガタロックIIで捕らえると、永田もアンクルロックでフォローに入る。
　すると、ここで飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着。だが、それを見た永田が攻撃を阻止し、ショルダーアームブリーカー。そのまま2人は場外乱闘を開始する。
　中邑は、カウンターニーリフトで平澤の突進をストップさせ、リバースパワースラム。最後はボマイェで息の根を止めた。

COMMENT

中邑「（9月27日）神戸に向けてまず一戦が始まった。G1（CLIMAX）でボロボロになって、それを戻すには G1以上の期間が必要になってきますけど、神戸で強引なまでに自分に向いてきた風をしっかり受け止めるためには、コンディション元に戻すというよりG1の時以上のものにする。目指すは27日神戸のIWGP（ヘビー級王座決定戦）。ハッキリ言ってベルトは重要。誰もが欲しい。でもね、それがゴールじゃない。もっと先の方を見ないと」
※飯塚はノーコメント

※永田は「声を出せ！」「気合入れろ！」「分かったかコラ！」と怒鳴りながら平澤に強烈なビンタ3連発。不機嫌そうな様子で先に控え室へ戻った
平澤「（黙り込んでしばらく下を向いてから）あぁ、クソー!! 中邑も飯塚も永田も今に見てろオラ!!」